はたして彼女は居たのだろうか……

淡々と進む語り口調。それが物語を切なくさせます。出だしからして文学的なものを感じさせます。問いかけに見えて答えは知っている。そのように思わせます。そして結末の問い。物語を引き締める。脱帽します。是非読んでください。