概要
あなたからの手紙が来なければ、私があなたに手紙を書くことはなかった――
告白して返事も聞かず逃げ出してしまった記憶。
僕は大学生になり、一方通行の手紙を書いた。
大学のカフェを学食と言ったあなた。
今、あなたは何をしているだろうか。
二通の手紙が織りなすラブストーリー。
大切な想いはメールではなく自書手紙で伝えよう。
僕は大学生になり、一方通行の手紙を書いた。
大学のカフェを学食と言ったあなた。
今、あなたは何をしているだろうか。
二通の手紙が織りなすラブストーリー。
大切な想いはメールではなく自書手紙で伝えよう。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!あの頃の恋が手紙によって動き出す
とても素敵な手紙でした。
彼と彼女の〝あの頃〟が手紙の中に同封され、文章の一つ一つを読み進める度にその情景を一緒に見ているかのような気持ちになったのです。
得意ではないコーヒーを薄くして飲みながら、必死に手紙の文章を考え少しでも大人びて見せようとする彼。
そんな彼の文章を何度も読み返し、少しいじわるをしてみようか微笑む彼女。
手紙を書く登場人物の様子まで頭に浮かんできます。そんな様子を想像するとおかしくてつい微笑んでいしまいました。
六年越しの二回目の想い。時間が経っても変わらぬ想いがここにありました。この手紙に紡がれた言葉は相手の事を大切に想っているのが伝わってきます。
何度も何…続きを読む