牛筋とひよこ豆のカレー

 さて、カレーを仕込もうか。今日は牛筋とひよこ豆のカレー。

 ひよこ豆は予め水に晒しておく。小豆と一緒で、水を吸って膨らむから、それが目安かな。

 甘口にしたい時は、玉ねぎから。大きめなら一玉、小さめなら二玉をスライス。うちは基本的に縦スラね。繊維方向。

 熱したフライパンに無塩バターを三十グラム。多くないよ?玉ねぎにかなり持っていかれるからね。弱火で飴色になるまで、只管炒める。

 次に、牛筋を適当な大きさに切って、オリーブオイルで表面だけ炒める。

 牛筋と玉ねぎを圧力鍋に投入。ひよこ豆も水を切って投入。刻んだセロリと水を入れて火にかける。

 沸騰したら火を弱めて、灰汁取り。黄色い油が浮いて来たら、それも取り除く。

 コンソメとカレールーを投入。ルーはフレーク状の物がお薦め。溶けやすく、焦げにくい。

 ルーが溶けたら、圧力をかけて三十分。圧が抜けたら、塩胡椒で味を調えて、自然に冷ます。

 寸胴に移して、冷蔵庫で一晩寝かせたら完成。

 圧力鍋の説明書には、豆もカレーも駄目って書いてあったりするけど、無視。

 それから、圧力鍋は五千円以上、一万円以下の物がお薦め。何でかって言うと、壊れるのはパッキンだから。で、交換用のパッキンは五、六千円したりする。それなら、鍋ごと買い替えた方が早い。パッキンが駄目になったやつは、普通の鍋として使う。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る