第6話

 ちっとも、なにを書くか、じゃないじゃん!


 と、思われてるだろうなぁと思いつつ……


 さて、運良く拾ってもらい、企画にも上がり、


「さぁ、本にしましょう!」に なるわけがない。


 まず、


 出版社の希望に小説の内容を変更、もしくは改稿する


 ことになります。


 そこで、ある程度編集者さんに伝えたい自分の意向は伝えておきましょう。


 でないと、自分が伝えたい作品として本にしてもらえません。


 ということは、ある程度の部分を編集者さんと摺り合わせておけるように、


 自分の作品を変える覚悟


 を持つことです。


 キャラ設定などいろいろな設定が変わったら、もう書けない。と言うことになったら、


「じゃあ、残念だけど、ご縁がなかったことで」


 ということになります。


 キャラが女になろうが、主役が変わろうが、作品の芯が変わらず、自分が書きたいものであれば、書けるはずです。


 それでも、無理だ、自分の伝えたいものが伝わらない話になる、と思ったら、素直に、


「今回は無理そうです」


 というのも必要だと思います。へんにゴリ押して摩擦が出来ると、


 次作を持っていったときに受け取ってもらえないから。


 ここら辺は大人で。


 大事なのは、


 柔軟な設定変更可能な脳味噌と、設定変更しても楽しむ気持ちと、出版社の色を考えること


 だと、思います。

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