ちょっと怖いミステリ風現代お仕事小説。

 不動産屋でミステリと聞いて思うのは、「事故物件」と呼ばれるものだろう。いわくつきの物件のことです。しかしこれはその「事故物件」を匂わせつつ、あくまでミステリ風の現代お仕事小説になっています。
 何だか小野不由美さんの『残穢』を思い出させます。
 文章は読みやすく、一話一話が長くないので、苦なく読み進めることができます。

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