非日常(彼女)の世界 5

abnormalその5


志保「えっと。あのさ…

どうゆうこと(汗)」


僕。「教授!!!」


志保「はい!?!?!!」


僕。「僕は今から最低な事をします…

僕は今からやる事は正しい事だとは

思いません…ただの傲慢です。

なので。恨んで結構です…」


志保「……いいよ…」


志保は何かを悟った顔で物怖じせず

答えた。


僕。「……命令します。

今から僕の事を死ぬまで

僕を守り続ける事。


僕が本気で命令した時は必ず従う事。


そして

あなた自身が幸せになる事。


これらを破る事を禁じます。」


志保「……今のことは能力に関係してるんだよね。」


僕。「はい…僕の能力は支配です。

なので今、あなたのことを

支配しています。

そしておそらくですが貴方のカルマを

満たすような命令を僕自身が命令していたのでしょう……

教授…貴方のカルマを

教えてください」


志保。「分かったわ…私のk…」


僕。「えっと…待って下さい。心の中で

しましょう。そこで僕の事も話しましょう。」



僕は教授のカルマを知った。

そして僕の事も伝えた。




志保「それじゃ。…そうゆうことね。

じゃあ、君の目的は何?」


僕。「……転生者を従え世界を……

なんてのは正直めんどくさい…

だから、恐らく近づいてくる…転生達と仲良くしていく?(笑笑)

て感じですかね」


志保「……分かったよ。まぁ…君がおった業はそんな感じなんだよねよね。」



僕は教授と別れて家に戻った。


僕。「……いる…」


ギィ…


ドアを開けるとかなこがベットに

座っていた。


かなこ「先輩ー!

おかえり〜〜(笑)」


まず。こいつの目的は俺自身。

だが、雰囲気的に話に来た感じではある…とりあえず…様子見か…


僕。「今日1日で随分色んな顔を見せてくれるな後輩や(笑)なんのようだよ?用無しでは済まないんだろ?」


かなこ「先輩を「dreamers」に勧誘したいんですよ…先輩。転生者なんでしょ?分かってますよ。」


僕。「具体的には?なんの集団だよ」


かなこ「転生者のグループです。」


僕。「断るよ。」


かなこ「即答!?(笑)なんでですかー(笑)」


僕。「正直。イキナリ殴って人体発火を平気でしようとしてくるやつの仲間になる気は起きない。」


かなこ「グッ……交渉以前になっちゃうか……じゃあ、燃やすしか…」


僕。「動くな!!!!!」


グッ!!


かなこ「え。何を急に…………

動けない……えどうゆう事…?」


僕。「…命令だ、。この部屋から出ていった後に僕の転生者としての記憶を失え。そして。

いつも通りに家に戻りいつも通り日常を過ごしてくれ。」



かなこ「…はい…分かりました。」


かなこは家からでてまっすぐ帰路についていった。


ドサッ……

僕。「ふぅー…」


一息。つきながらベットによこたわった。

不思議な感じだった。自分が今どんな自分なのか分からない状態だ…







人には必ず信じられるものが無ければ

生きていけない。


生きていく目標…人生…は人によって変わります。


夢。宿命。野望。それは日常の小さな目標まで。さらには想像上の神を信仰することもしくは家族。恋人まで人間は何かを心の支えにして生きていかなければ

人間ではなくなってしまうのです。


考えたことがありますか?


自分に何も目標がなくなった時

興味が何も湧かなくなった時

何をすればいいのか

わからなくなった時。

そして、今まで自分が成し信じ目標してきたものが完全に消えた時。


最後の感覚は人によって経験があったりなかったりですが…


心に何もなくなった時。

自分が「空っぽ」だと分かった時


あなたならどうしますか?



色々考えていたら朝になっていた…

今日は大学に向かう。

教授とは昨日のあれ以来である。

僕はよく着る上着をハンガーから

外そうと手を伸ばし、ふと思う。


僕。(…これを触らず…)


ポスッ…


僕。(おおっ!!取れるじゃん!!…


ルーラーは割と何でも出来る…

これは試すことが多そうだな)


家から出る前。母に止められた。

母「今日は遅く帰るからご飯は適当に食べて!はい。これね」

と500円を渡された。

僕。「んー分かったー飲み会?」

母「そう!新任の子の歓迎会。」

僕。「ふーん。了解。」


電車に乗りながら昨日のことを思い出す


僕。(……やべぇ…教授にエロい命令できるな…笑笑)


?「〇〇君。おはよ!」


僕。「!!!?…えっうわ!、

教授…」


教授「なんでそんな

ビックリするの?」


僕。「いえ。別に。」

(何故この人はこうも間が悪い………昨日のことは黙っておこう…)


ガタッガタッ…


電車に揺られる僕。と教授


左から右へと流れいく陽だまりの町並みをみながら僕らは大学に向かう。


日常的な非日常が僕にやったきた…

だけど非日常は次第に比率が増し僕の日常を侵食していく。


この頃はそんな事もわからなかった。



非日常(彼女)の世界 終わり












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