ホームランド・スタンドアローン (第35回座談会公開済み)

エントリー#35


作品名   ホームランド・スタンドアローン

作者名   七瀬夏扉@ななせなつひ

作品URL  https://kakuyomu.jp/works/1177354054882802929



作品のキャッチコピー、あらすじ

『この身体も意識も、全て人類がつくってくれた――でも、この魂は僕のもの』


人類によって製造された『キャロルの子供たち』――『ヒューマノイド・ドローン』。彼ら、彼女らは、『チャペル』と呼ばれる場所で共同生活を送りつつ、その日が来るの待つ。人類のためにその身体を尽くし、人類のために戦い、人類の未来に貢献するための日を、穏やかに過ごしながら待つ。なに不自由のない満ち足りた生活を送りながら。


ハロー、人類。

僕たちは、あなたたち人類のことが大好きだった。

あなたたち人類も、僕たちのことが大好きだった。


これから少しだけ話すのは、僕と、僕たち――そして、人類の話。

この物語を読む、あなたの話。



作者からの一言、メッセージ


「深夜の思いつきから出発した見切り発車の企画でしたが、たくさんの作者さんに参加していただけて、とても有意義で実りのある企画になりました。


 たった一人の『作家』の読者――ただそれだけの共通点で、でも、僕たちにとって一番大事な『共通点』で、これだけの作品が集まったことに、大きな驚きと喜びを感じています。みなさんと同じ『列車』に乗ることができて本当に良かったです。もうしばらく、この車窓から見える景色にお付き合いください。しかし、この『列車』に『終着駅』はありません。なぜなら――『計劃(project)』は止まらないのだから。ありがとうございました」



座談会


ななせ「それじゃあ、最後の『座談会』という名のお喋りを開始しますか!」


七瀬 「その前に、一つ言いたいことがあるんだよね」


N氏 「ああ、そうだな」


ななせ「なっ……なんですか?」


七瀬 「なんだい? この作者メッセージは?」


N氏 「うむ。何が――『みなさんと同じ列車に乗ることができて』『この列車に終着駅はありません』、だ?」


ななせ「ちょっ、それは言わないであげてくださいよ……! 今、これを書きながら顔を真っ赤にしてるんですから……いや、マジでこんなメッセージ書いたのかと、我が目を疑ってますよ。小説以外では真面目な文章というか――レトリックを使用した文章を書かないように気を付けているんですけどね……」


七瀬 「まぁ、深夜にしこしこ書いてるからね。仕方ないね」


N氏 「うむ」


ななせ「とっ、ということで、さっそくの作品の話に行きましょう。エントリー作品は『ホームランド・スタンドアローン』。作者さんは七瀬夏扉さん。まぁ、我々だね!」


七瀬「我々だね。で、どんな話なんだろう?」


ななせ「『ヒューマイノド・ドローン』という兵器として造られた子供たちの物語ですね。戦場に出荷されるまでの僅かな時間を描いた、ちょっぴり悲しいハートフルな物語です」


七瀬 「……ハートフル?」


ななせ「はいっ、ハートフルです! あと、少しだけ『ゲーム』っぽさというか、『ソシャゲ』っぽい感じをイメージしたんですよね。『虐殺器官』は『FPS』っぽさというか『メタルギア』っぽい感じなので、何かゲーム的な雰囲気を取り入れられないかなあと」


七瀬 「ゲームっぽさなんかあったかな?」


ななせ「はい。ゲームのプレイヤーを『ハンドラー』と仮定してください。『ハンドラー』は『ヒューマノイド・ドローン』の子供たちを操る指揮官です。子供たちの身体ボディのモデルにはそれぞれ特徴があって、物語上ではこんなふうに紹介されてます!」


 モデル・ユリウスは作戦指揮・支援型。

 モデル・ヘラクレスは重装歩兵型。

 モデル・アキレウスは操縦・万能型。

 モデル・アタランテは後方支援・射撃型。

 モデル・アテナは火器管制型。

 モデル・パラケルススは後方支援・陣地作成型。

 モデル・ヘスティアは後方支援・武器整備型。

 モデル・アルキメデスは部隊管理・技師特化型。

 モデル・トリスメギストスは医療支援・万能型。

 モデル・ヘパイトスは前線支援・罠設置処理・整備特化型。


七瀬 「これがなんなんだい?」


ななせ「はい。これらの子供たちを『ガチャ』で引いて、『ハンドラー』は自分だけの『部隊』を編成します。子供たちのモデルはこの倍以上います」


七瀬 「……たしかに、なんとなくソシャゲっぽく聞こえてきた。だいたい神話の神々とか、アーサーとかジークフリートとかジャンヌダルクが出てくる気がするしね」


ななせ「そうなんです。我々のソシャゲでは、十連ガチャでだいたい百体くらいの子供が当たります。『部隊』を偏する際に四つの『兵科』――『歩兵』・『砲兵』・『騎兵』・『工兵』――から一つを選び、その兵科にあった『ミッション』が与えられます。『モデル・ヘラクレス』を大量に配置して『大歩兵軍団』をつくるも良し。『モデル・アキレウス』を『機動兵器』に乗せて速力と火力で蹂躙するもよし。あと、『指揮官型』のモデルが多いと作戦がスムーズに行きます。『モデル・ユリウス』の他にも、『ハンニバル』や『イスカンダル』も指揮官として登場します。もちろん、プレイヤー同士で対戦もできますし、レベルが上がると最大で『五千』を超える大隊を編成できるようになるんです!」


七瀬 「……?」


ななせ「さらに、作中で登場した子供たちのように名前つきの『ヒューマノイド・ドローン』もガチャで登場し、彼らは☆4や☆5のSRやSSRレアとして登場します。身体ボディのスペックも、普通の子供たちよりもかなり強いです。特殊スキルもあって、必殺技のようなものを使えます。そして、初回特典では、なんとっ――『☆☆☆☆☆SSR【モデル・アテナ】セラ』が無料でもらえちゃいます!!」


七瀬 「…………?」


N氏 「さらに、このソシャゲが大ヒットしたら、『FPS』ゲームとしても発展させていく予定だ。『ヒューマイド・ドローン』の視点で『ハンドラー』から送られてくる作戦を遂行し、武器で敵を倒していく。子供たちのモデルによって役割が違っており、ただ前線で戦うだけでなく、狙撃兵や衛生兵になることも、工兵となって後方で陣地の作成を行うことができる。PS4で発売する予定だ」


七瀬 「いやいや、中学生じゃないんだから……僕の考えた最高のゲームはどうでもいいんだよ。そもそも、作者は二十歳過ぎてからゲームやってないし、ソシャゲだって『デレステ』以外やったこともないじゃないか? 『FPS』なんか『NINTENDO64』の『ゴールデンアイ007』しかやったことはないんだぞ?」


ななせ「さらに、ソシャゲ版ではマイルームが実装され、自分だけの『部隊本部』が作れます。小説本編とリンクし『マイ・チャペル』も実装予定です。運営には『Cygames』さんが良いんじゃないかなあって思っています!チラッチラッ」


N氏 「FPS版では、毎月新しいミッションがDLCで発売する。もちろんオープンワールドで他プレイヤーとも連携や対戦ができる。小島秀夫監督に制作して頂きたい!チラッチラッ」


七瀬 「だっ、ダメだ……完全におかしくなってる……やはり、自分たちで自分の作品を紹介するのは無理があったか……これで最後の『座談会』を終了しよう。最後までお付き合いいただき、ありがとうございましたあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」



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