綺麗に透き通っていて、切なくて、愛おしい。
ご覧いただきまして有り難うございます。 「はやせ すいか」と読みます。 書く方も読む方も雑食。のんびりと活動しております。
何が正しくて、何が間違っているのかなんて、きっと一生誰にもわからない。選び取ったものは苦しいけれど、それ以上に愛おしい。触れれば温かい 視線だって言葉だって交し合える。苦しい中に潜む、儚くも透…続きを読む
短い中に凝縮された想いと絶望。そして、それでも生きることをやめられない人の業。この作品は、その縮図を見事に描ききっています。
体の自由が奪われていく病の中でも、お互いの存在と愛情を肌の触れ合いの微妙な感覚によって確かめ合う様子が感じられました。皮膚感覚的な描写がたいへんよく生かされています。肌の感触、見つめられた視線…続きを読む
もう冒頭から「きっとこんな結末」って予感できて、予感できても読むのを止められない悲しい話だけれど、ふたりはそれを受け入れて覚悟は定まっているからか淡々とした文章から滲み出てくるのは諦念ではない…続きを読む
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