第二話:零、起動(後編)


不時着、ならぬ着地した衝撃で後ろに押さえ付けられた僚は、衝撃とシートに挟まれ気を失いそうになる程の圧力でサンドイッチされることになった。

数十メートル程滑走(?)し機体が停止した後、シートベルトを外し、コクピットハッチを開けて外に這い出てみる。そして投げ出す様に開かれた両脚型のマニュピレーターの間に着地し振り返ってみると、人型の機体が地面に尻餅をついている姿を確認することができた。

今は電源を切っているこの機体の前に、コクピットから這い出ていた僚は立っているのだ。

先程この機体の姿を初めて確認し、搭乗する寸前まで見ていた戦闘機とは違う姿になっていたことに驚きと戸惑いを隠せなかったが、細部を含め各所に戦闘機の姿の名残が残っていた為『戦闘機が人型の姿に変形した』という事実を、彼は受け入れることにした。

「でも、まさか人型に変形するとは……」

だが、人型に変形可能、ということを考えると、いくつかの意味不明な仕様の意味が理解できた。

まず、主翼の基部に搭載されているレールガンが可動式であること。これは人型こと“兵士形態”に変形した状態でも使用できる様にした為だ。

それと、機体下部に装備されていたいくつかの変わった形状のユニット。

これらは変形した際に、腕となり脚となるユニットだったからだ。

コクピットに戻り、シートに座るとサブモニターのみ電源を入れた。

コクピット内には全周囲型のメインモニターと機体コンディションを示す中央サブモニター、レーダーの画面となる下部サブモニター、頭部カメラからの映像を映す右舷・左舷・上部サブモニターがあった。

その内の中央サブモニターを通して、ヒトで言う頭部に当たる部位を確認する。

そこには“マイクロ・ファランクス”と表記されたシステムが備わっていた。

「この機体、頭部自体が近接防御火器システムなんだな」

見たところ、5.56mm機銃がヒトの頭部で言うこめかみの辺りに片舷一挺ずつ計二挺装備されている。

次に、両肩に一基ずつ装備されたカバー展開式の7.62mmガトリング式対空機関砲をと、背部のレールガンの状態を確認した。


頭部内装型5.56mm近接防御機関砲

残弾数

R 一二〇〇/一二〇〇発

L 一二〇〇/一二〇〇発

銃器状態 “ALL GREEN (異常なし)”

電子機器状態 “ALL GREEN”


肩部展開式7.62mm四連装回転銃身型機関砲

残弾数

R 二六〇/六六〇発

L 二六〇/六六〇発

銃器状態 “ALL GREEN”


弐〇式70.0mm小口径電磁投射砲

残弾数

R 十八/三二発

L 十八/三二発

銃器状態 “GREEN ZONE”


最後に、機体全体の状態を確認する。


脚部

推進器 “ALL GREEN”

間接部 “ALL GREEN”

本体 “ALL GREEN”


腰部

推進器 “ALL GREEN”

間接部 “ALL GREEN”

連装ワイヤーアンカー“ALL GREEN”

本体 “ALL GREEN”


腕部

推進器 “ALL GREEN”

間接部 “ALL GREEN”

本体 “ALL GREEN”


胴体部

推進器 “ALL GREEN”

翼基部 “ALL GREEN”

零式空挺機動翼 “ALL GREEN”

《迦楼羅》“ALL GREEN”

本体 “ALL GREEN”


バッテリー残量

95% (GREEN ZONE)

推進剤残量

91% (GREEN ZONE)


機体総合状況 “ALL GREEN”


これは、不時着したというのに全くの無事ということを示していた。

つまるところ、零が『欠陥機』とされた所以は機体が悪かったのではなく、シュミレーターが悪かったのだと、僚はつくづく思った。

「……?」

それともう一つ、とある装備が気になりそれに釘付けになった。

「これは……?」

機体CG図によるとコクピットのすぐ近くに設置されているらしい装置で、『迦楼羅』という名前だった。

「カローラ、って読むのかな?」

まず読み方が分からなかったがそれについてはこの際別にどうでも良いとして、カーソルを合わせて詳細確認のウィンドウを開いてみる。

説明に一通り目を通したところ、使い方こそ分かったものの、どんな装備なのかは結局のところわからなかった。

気になりはしたが「まぁ、いいか」と言ってこれについてはスルーすることにした。



『信濃』艦載機格納庫にて。

「すみません。私に手伝えることは無いですか?」

深雪の隣にいた銀髪碧眼の少女が優里に尋ねた。

『貴女は?』

「あー……さっき、りょ……」

そこまで言いかけた深雪は、何故か一度咳き込む。

「……有本君が連れてきた人だけど……名前、何?

自己紹介されてなかったけど?」

一瞬躊躇ったが、彼女は自己紹介する。

「……クラリッサ・能美・ドラグノフ、です……」

「はぁ!?」

『えぇ!?』

二人して驚愕。

「あなた、東ロシア帝国陸軍近衛師団所属のエースパイロットじゃない!!」

『“東ロシアの銀狼”が、なんでこんなところに!!?』

「そ、それが」とクラリッサは事情を説明する。自分が亡命してきたことと、その理由。

「なるほど、そういうことね」

「・・・はい、そうです。

ですから───」

「いいんじゃない?」

深雪がそう言った。優里が『深雪、あなたね』と頭を悩ますが、

「今この艦、人員ひと少ないのよ。

手練れの人なら手伝って貰うしかないわ。

それに手伝いたいって言ってるんだから、それくらいはいいんじゃないの?」

優里は少し考えた。深雪に「なんとかなるから大丈夫よ、多分」と不確定ながら念を押され、ため息をつきながら答えを出す。

『……分かりました。

クラリッサさんには、主砲砲手代理をやって貰います』

「ありがとうございます」

「良かったわ───」

ねぇ、と言いかけた深雪は一瞬考え、直後に「えっ!?主砲!!?」と戦慄した。

『責任は取るんですよね、深雪さん?』

画面に映るは、優里の満面の笑み。

「わ、分かったわよ!

アタシが取れば良いんでしょ、取れば!」

そう言って深雪は「ほら、CIC行くわよ」と言ってクラリッサの手を取った。


僚は、操縦稈を握り、ふと考える。

「……そういえば、これどうやって戻せばいいんだ?」

人型に変形できるのだから、元に戻すこともできるはず。そう考え、一応インストールされていた簡易マニュアルデータに一通り目を通していたが、変形についてのテキストが載っていなかった。OSのデータを調べても“兵士形態”から“戦闘機形態”に戻す方法が載っていない。“変形”そのものが機密事項だったとしても、ここだけ抜き出すのはないだろう。

「もしかして……」

とある仮説がたった。だが、逆に考えてみる。マニュアルが無いのなら、自分で調べて考察し書き上げればいいのだ。

そう考え、シートの後ろに仕舞われていた工具を取りだし、コクピットから外に出て左脚の元へ向かうと、丁寧に装甲を剥がしていった。

「分解能、分解能。工兵は皆、分解能」

訳分からない呪文を唱えながら脚部の装甲を解体していく。

ある程度、脚部内部フレームの構造と変形の仕組みが理解できた。

“戦闘機形態”時と“兵士形態”時、それぞれの状態時にフレーム同士が丁度折り重なる位置に電磁石が備わっている。

部分的にだがフレームはどうやらこれで固定されていた様だった。

「なるほど、こうなってたのか……」

言いながらメモ帳に記録し、装甲や推進器の配置を含め色々計算してみる。

そして、

「……お、これならいけそう」

理解した後、組み立てて元に戻す。

コクピットに戻ってシートに座り、「行けるな?」と囁きながら、機体を起動する。

甲高い音を立てて、人間でいう目にあたるセンサーが光を放ち、機体が起動した。

「動力、推進機、正常。

武装、問題なし。

行くよ、試作三号機!」

人型の姿“兵士形態”をした零式TOKM艦上戦闘機が飛翔する。

五メートル程上空に上がった後「あらよっと!」と吼えながらバック宙の様な動きをして“戦闘機形態”に変形した。

「お利口さん!」

そう言って僚は信濃の方へ向かった。


信濃 CIC。

クラリッサは主砲砲手席に座り、元主砲砲手で現副砲砲手の菊池 武彦から、システムの扱い方を教わった。

「───こうすることで一基ずつ動かすことも一応できるが、手間だから省かせて貰う」

「はい」

「このハンドルで主砲を左右に動かせる」

武彦は、手回し式のハンドルを指差し説明する。

「このレバーで、砲の仰角を変え、引き金を引く。これで砲を撃つ」

次は銃型のレバーの説明。

「で、このレバーで主砲の出力調整。

これで最良射程距離を調整できる」

最後に出力調整用レバーの説明。

出力調整、という辺り、この艦の主砲はやはりレールガンなんだろうか?

「使い方の説明はこれで以上だ。

……これで大丈夫かな?」

「はい、問題ありません。

分かりやすく説明して頂き、ありがとうございます」

「それじゃ、お互い頑張ろう」

「はい」

武彦も副砲砲手席に座った。

その時、CICの扉が唐突に開いた。

深雪が振り向くと、そこには眠たそうに欠伸を咬ます知らない男性がいた。

学生の制服が似合いそうな風貌の、恐らくまだ少年であろうその男性に対し、

「おまっ、絆像はんぞう!!

何でここに!?」

そう反応したのは、武彦だった。

聞いたその瞬間では全く以て誰なのか見当がつかなかった深雪だった。だが、直後に情報を整理する。その隣では、

「かっ……神山准将!?」

優里が驚愕に近い反応をし、それと同時に敬礼をする。

優里の発した言葉から漸く男性の正体に見当がついた。

「……神山 絆像……」

その名を、深雪は呟く様に口にする。

クラリッサだけちんぷんかんぷんな様子であるが、彼───神山 絆像は日本海軍では名前を知らない者はいないと言っても過言ではなかった。

なぜなら、若干十九歳で准将になった史上最年少の将官だからだ。

深雪の様に忘れることはあったとしても、と追記するが……。

「武彦以外とは、始めましてだな」

彼は軽くそう言った直後に、

「まぁ、俺のことを知ってるみたいだし、こんな状況で自己紹介するのも野暮か」

とだけ言って、CICにいる全員に問う。

「総員、戦闘準備は宜しいか?」

CICに居る全員が、その問いに頷く。すると、

「では吹野伍長、指揮は任せた」

彼は深雪に指揮を投げた。

「いや、ここまで来たらアンタがやればいいでしょ!?」

「残念ながら俺は今、この艦に於いて何の権限を持たないのでな。

あとついでに戦闘の見学」

「なっ……呑気なことを……っ!!」

言い訳、と言うにはやけに清々しい言い分に対して怒りながらも向き直り、深雪は指揮を行った。

「主砲、仰角を相手に合わせて。

……一応、あくまで主砲は威嚇で向けるだけだから、撃たないでね。

副砲は、主砲をカバーする様に射撃を」

「「了解」」

二人が合図したその時、

「深雪、零から通信が!」

優里が報告する。それに対し深雪は、

「……はぁ?」

より一層機嫌悪そうに反応し、怒号に近い声音で「開いて!」と返答した。

通信が開き、

『こちら試作三号機。

これより戦線に復帰───』

僚が言いかけたところで、

「───あんたねぇ!

何勝手に変形させてるのよ!?

するなってアタシあれだけ言ったでしょうが!!

VLSが使えるんなら、今すぐシースパロー食らわせてやりたいところね!!!」

盛大に罵声を噛ます深雪。今まで溜まったストレスをぶつけたというなら、彼にとってはとんだとばっちりだろう……。

一方、それをぶつけられた僚はというと、

『……一応、試作三号機の名誉の為に弁解しておくと、ですね……』

気まずそうにそう前置きした後、

『この機体……欠陥機どころかかなり優秀ですよ。

不時着したけど、殆ど無傷でしたし』

そう言って誤魔化した後、続けて『取り敢えず、戦闘に復帰するので、指示をお願いします』と返した。

「……了解」

渋々とだが、怒るのを止め返答する深雪。と、

「深雪、零が変形してる!」

その後ろで、優里からの報告。

先程したはずのことを、なぜか驚愕する様に言ってきた。

「それさっきも言わなかっ───?」

深雪が問いかけると、

「違うわ!

戦闘機の姿に戻ってるのよ!」

そんなことを返した。

それに驚愕し「───嘘ぉ!!?」と言って立ち上がった深雪はオペレーター席に向かい機体状況を確認し、その事実に困惑した。

その困惑した状態のまま、深雪は僚に問う。

「なんで?一体、どういうこと!?

あなた、零に何したの!?」

『何、って……あぁ、変形についてですか?』

聞き返したら「当たり前じゃない!その機体は───」と言い出したので、僚は、

『───人型の姿から戦闘機の姿に自力で戻すことができない、でしょ?』

自分の仮説が当たってることを確認した。

「そうよ!

なんで戻ってるのよ!!」

『言ったでしょう、信じてやれば機体は応えてくれる、って』

「───いくらなんでも非ぃ科学的過ぎるわよ!」

『 取り敢えず指示をお願いします。

詳しい方法は戦闘の後でメモ使いながらなるべく分かりやすく説明しますから』

「……分かったわ。

終わったら聞かせて貰うわね!」

悔しそうだが、どこか嬉しそうな反応を返す深雪を視界の端で捉えながら、絆像は一人「ほぉ」とだけ呟いていた。


信濃の主砲が全門、仰角を最大の三十五度上に上げ、その内前方部の主砲三基が左舷に向けて九十度回転した。

後方部の主砲二基も、艦の左舷に向けて回転し始める。

左舷副砲も、仰角を最大の三十五度まで上げている。

「対空射撃、用意!」

用意が整う。

その時、四機の敵機が二発ずつミサイルを放った。

「CIWS起動!」

計二十基の近接防御機関砲が、計八発のミサイルを迎撃。

「今のうち、副砲斉射!」

合図と共に、左舷副砲五基十五門が弾丸を飛ばす。

一機を撃墜した。

だが、所詮一機。まだ三機残っている。

「僚、武装はまだ使えるわよね?」

深雪の問いに対し『はい、大丈夫です!』と返す僚。返答に対し「可能なら撃墜して!」と命じると、

『了解しました!』

応じた僚は機体を駆り、操縦稈のトリガーを引いた。


電磁投射砲を敵機に向けて構え、僚は穿つべく砲弾を放つ。

電磁力により加速した70.0mm砲弾を回避した敵機は、すぐにミサイルを放ち反撃してくる。

この機体は、レールガンを撃つ度に反動で一瞬速度が落ち、その一瞬、バランスが崩れるのだが、それを敢えて利用して“兵士形態”に変形する。

人型に変形した直後、頭部近接防御機関砲と肩部対空ガトリング砲を斉射して、飛んできたミサイルを迎撃。

生じた爆煙を煙幕に使い、そのまま電磁投射砲で煙の先の敵機を穿ち、撃墜する。

その後、煙に巻かれながらもバック宙で“戦闘機形態”に変形。

もう二機の方へと直進して向かい、擦れ違い様に電磁投射砲を方舷ずつ向けて近距離射撃。

撃った反動で一瞬止まった瞬間、その時生じた速度の差で、爆ぜながら墜落する敵機を左右に避ける。二機は後方で交錯し、爆ぜて火球へと姿を変えた。

初めて乗ったとは思えない神業で敵戦闘機を三機撃墜した。


「……すげぇ」

艦橋の窓から見ていた武彦は、愕然としていた。

その横で優里も「綺麗……」と反応していた。

「無駄な動きが、無くはないですけど……それすらも綺麗に見えます……」

「変形する機体か……ロマン溢れて良いじゃないか……って、目の前に現実であるのにロマンって何だろうな、ハハハ」

そんな会話をしだしていた。

そもそも戦闘中だというのに、なぜこれ程まで緊張感が和らいでいるのだろうか。

武彦には一つ感付いたことがあった。

この敵は殺す気で戦っていない、と。

それともう一つ。ほとんど無意識に近い形でだが、どんな人物が乗っているのかは少なくとも声音からして少年であるということ以外知らないがもうあいつ一人で良いんじゃないか、と思い始めていたからだった。


速攻、という言葉が似合うほどいとも簡単に、僚は敵戦闘機を全て撃破した。

あとは、大型の機体が三機。

その内の二機が反転して逃げ出す。だが、もう一機がそのまま直進しミサイルを四発も放ってきた。非誘導型だった為に簡単に回避したが、そのミサイルは二発が信濃に、残りが榛名と摩耶に一発ずつ飛んでいった。どれも各艦の持つCIWSに撃ち落とされた為、大事には至らなかったが。

だが、

「残弾が……」

R 〇/三二 , L 〇/三二 。

主兵装である電磁投射砲が弾切れを起こした。

頭部機関砲もR/L共に残弾五二発、肩部対空ガトリング砲もR/L共に残弾四〇発と、致命的に少ない。

戦闘機や歩兵を相手するならまだしも大型機を相手するには心もとなく、もしミサイルを撃ってきたら全弾迎撃に費やしてしまうだろう。

そこまで考えた僚はこうなったらと、優里に対し問う。

「CIC、副砲はまだ使用可能ですか!?」

問いに対し『はい、こちらCIC!一応副砲が全門使用可能です!』と優里が返した。

「僕が敵機を押さえます。

当たる直前で回避しますから、撃ってください!」

『はぁ!?あんた正気!!?』

「正気です、多分!」

深雪の驚愕の言葉に対して僚が返すと、

『了解だ。

君の覚悟、受け取ったぜ』

という、武彦の応答が返ってきた。

『ちょ、武彦さん!!?

……もう、どうなっても知らないから!』

「……了解です」

言うなり、僚は敵爆撃機に正面から突っ込んでいった。

ミサイルを斉射してくる敵機。それに対し僚は機体を変形させ、残った火器の弾を斉射して迎撃した。

そして、そのまま敵機に取り付く。

「今だっ───!」

『今よっ───!』

「『───撃てぇ!』」

僚と深雪、二人の声が重なる。

次の瞬間、15.5cm砲左舷全十五門から、電光を纏う徹鋼弾が放たれた。

「───うわぁっ!」

放たれた弾丸を間一髪で避けた僚。一方、直撃した敵機は、火球となって爆ぜて消えた。


終わった、のか。

ホッ、とした僚は、機体を信濃後部甲板に着艦させることにした。


その瞬間、後ろから攻撃が来たことを知らせるアラートがコクピット内に響いた。

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