日常の変化と言えば…

とりあえず、今迄で一番進歩したであろう…。|䴇杜から、過去を聞き、あの後俺も話した…。まぁ、信じてくれているかは確証は無いけれど。

兎にも角にも…これで少しは進んだんじゃないか?と俺に思わせるような出来事だったな…。

後は…証拠が欲しかった。

けれどもまだ、䴇杜は心の整理が出来ていない状況だ。

どうせ、あの看守長に聞くとなると椎莵がついてくるだろうし。

今日…俺がしなければならない事…

……それは

とりあえず寝よう。明日に備えて。うん。

自問自答……。


なかなか眠れなかった…。暗くなったは良いけれど…

トントンッ…………

足音か?…なんだこんな夜に…。五月蝿くて眠れやしねぇ……。

誰だ?少し辺りを見渡すが誰の姿も無くて。

明日は何時もよりも早く起きようと計画していたのに。

ホントに誰だ?䴇杜はー…そっちのベッドで寝てるしな…。じゃあ、誰だ?

でも、駄目だ…眠気が…。

そのまま意識を手放し寝てしまった。

何時もよりも少し早めに目が覚め、頭が働かないからか、少しぼーっと放心状態になっていた。

ハッと我に返ったかと思えば、気になる事が増えた。

昨日の足音は…誰だったんだ?

また、後で考えれば良いか…。

とりあえず、今は䴇杜を起こさなくては……。




はぁ……見つかるかと思いましたけどねー…。案外鋭いのかも。とりあえず、冷静を装うと思いますがね。

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