ハロウィン祭りと森の子供達

狐の子供のコン太と狸の子供のポン太は大の仲良しです。
2人はいつも森の中で楽しく遊んでいました。

ある日、コン太はポン太に大量のお菓子を見せびらかします。
森の住人である彼らにとって、人間のお菓子は滅多に食べられないとても貴重なもの。
どうしてコン太がそんなにお菓子を手に入れられたのか、ポン太は不思議に思います。

「どうしてそんなにお菓子を？」

このポンタの質問にコン太は得意気に答えました。

「いいかい？人間のお祭りにハロウィンって言うのがあるんだ……」

この話を聞いたポン太はその聞きなれないお祭りに興味を持つのでした。
これは森の子供達がハロウィンで体験する物語。