ぼうずにしたら５００円ハゲがあったんだ

　『野球部のエースをアイドルスターにしてみせます』のファンの方なら一度は、ぜひ拝読してほしい作品ですね。

　本編では語られていない志岐くんの過去や、そして、真音ちゃんといずれ邂逅するであろうシーンの数々が物語の中に納められています。

　志岐くんがポーカーフェイスになってしまった理由には、思わず涙が零れてしまいました。

　まだ、本編を拝読していない方もぜひ読んでみて下さい。きっと、物語の続きが気になってしまうと思いますよ。

『野球部のエースをアイドルスターにしてみせます』番外編。
プロローグ的なショートストーリー。

タイトルから、コメディなのかなと思っていましたが、予想外の内容で、切なくて悲しくて、それでも頑張ってる志岐くんと、志岐くんをずっと見守っている１人の女の子の存在に、胸が締め付けられます。

甘酸っぱい……恋のはじまり。

読んでいる途中で、タイトルだけでコメディーだと思い込んでいた自分が恥ずかしくなりました。
タグに「あるある」とありますが、それこそがこの物語の醍醐味だと思います。
生きていくうち、誰もが経験するようなこと。誰もが間違ってしまいそうなこと。その人間性を実にリアルに描いた一作。
ひとりの少年の、とても切なく、とても力強い人間ドラマです。
ぜひご一読ください。

志岐くんにチョコレートをあげ続けている、たった一人の子が気になりました。きっと本編に繋がっていく、大切な存在なんでしょうね。本編は、これから読ませて頂きます☆

是非『野球部のエースをアイドルスターにしてみせます』からお読みください。長編ですが一気に読めますよ！　ただ寝不足に注意です。

もちろんこのお話から読まれても、十分に物語に入れるでしょう。

番外編（前日譚）もの。

『野球部のエースをアイドルスターにしてみせます』のエピソード0に位置する物語。夏頃に本編を読ませていただいたのですが、まさか番外編が出ているとは知らず、今更になって読ませていただきました。物語は本編でも登場する志岐君のお話で、小学生時代のエピソードが語られています。番外編ということもあり、志岐君の人物像を補完する意味も込められた前日譚ですが、一つの短編作品として見たとしても、構成にメリハリがあり素晴らしい作品でした。ファンにとっては必読の作品だと思います。

これを読めば本編も読みたくなるはずです。未読の方は一読してみてください。

　知る人ぞ知る良作「野球部のエースをアイドルスターにしてみせます！」のプロローグ的作品です。

　タイトルにある野球部のエース、志岐走一郎の魅力である美しさと心の強さの元となったエピソードが語られています。
　本作を知る私としては｢そんな理由が……｣と驚きました。
　この方、しんみりと言うか切ない場面を描くのがとても上手いんです(ノ_・。)

　恋愛小説でありながらお仕事ものの現代ドラマとしても楽しめる作品、
　その始まりを少しだけ覗いて見ませんか？

普通ここまで鮮やかに手のひら返されたら、女性不信になりますよ？きっと。
けれども志岐君は女子に憎しみを抱くどころか感謝すらしているとのこと。
これはもう、生粋のアイドル体質であると言えるのではないでしょうか？

あげパンという小学生垂涎のキーワードには、志岐君の悲しい過去が隠されておりました。
まねちゃんが愛してやまない志岐君の美しい所作の原点が明らかになります。

そして、まねちゃん。
貴女は決して真似真似子なんかじゃなかった。
出逢った頃から、彼女の存在は志岐君の記憶の隅にしっかりと刻まれていたのです。

そんな二人が夢見学園という弱肉強食の熾烈な学校生活の中でどんな成り上がりストーリー…続きを読む

　女性にモッテモテの志岐君。彼の悲しい過去の描写に、落涙寸前になりながらも読み進めていくと……。
　後半、女子って残酷ーっと叫ばすにはいられない現実を目の当たりにします。
　丸ボウズはまだしも、500円ハゲはまずかったかもしれませんね。しかし、やはりその女子の豹変ぶりには驚きます。と同時に『ハゲがうつる』とか、笑えました（笑　女子とか本当に言いそうだし。

　本編を読んだ私としては（続編はまだですが）、エピソード０としての立ち位置として秀逸な物語だと思います。これを読んだあと本編を読む方は、もっと志岐君に感情移入するでしょうね。

　感動ストーリーを皆さまも是非っ(⌒∇⌒)

こういう過去モノ好きです。登場キャラの深みが出てきて。

そして志岐君の所作の理由を知ることが出来て、よい前日譚でした

「野球部のエース～」シリーズを読んでいない方は、是非とも本編を読んでから、この小説を読んでみてください

オススメです