鎌倉という土地の磁力めいたものも描かれていて、街コン応募作としても必要充分な内容ではなかろうか。体験に基づく描写には、不可思議な事象だというのに説得力があった。
久保田弥代(やしろ)。2000年に、今は亡きソノラマ文庫で受賞デビューした野良プロ。オッサン。 レビューから来た方は ↓ こちらなんか読むといいかもしれま…
バイクで走っていくこの疾走感。たまらないはずです。駄目だと医者に言われても、運転で気晴らししようとする姿勢は、トラのようでしょうか。休養するというのは、食事でもあるというのを読者は思い出…続きを読む
ぎりぎりに心を縛っていたものがほどけるような、ささやかでたいせつな感動。どこかにある場所を夢見る、切ない幸せに触れました。
ほぼ実話との事ですが、幻想的なお話に酔わせていただきました。お仕事を休まれたくだりに、共通項を見つけながら。近くに住みながら、何故か行くことがなかった鎌倉の仏閣。とうとう訪れることになりそうです。
短いながらも、非常に濃密なエッセイです。読めばきっと鎌倉の事が好きになる、素敵な逸品です!お薦めです!!
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