第15話 帰郷の終わり

 突き抜けるような案山子君の歌声と、絶妙に絡む翔也の声と、歪んだギターサウンド。アクセントになる貴君のドラムがあって、柳君のベースが皆を押し上げて、幸せな気分で湯船に浸かっていたら、やばっ、危うく寝落ちするところだった。

 小太郎がほくそ笑む顔が浮かんで、寝てない!そう断言して打ち消す。なんでもお見通しで、ムカつく。

 そりゃあ、乳児の頃からの付き合いだ。多分誰よりも私のことを良く知っているのは小太郎だと思う。

 だけど、同じだけの付き合いなのに、こっちはちっともあの男を理解出来ないのが悔しい。多分…本当は今も忠犬なのだ。それが分かっても、受け入れるのは重すぎる。

 もやもやした思いも全部シャワーで流し落とし、布団に倒れこんだ。

 目が覚めたら、さっさと出かけよう。叔母さんに会って、翔也に会って、前進しよう。その先のことは、それから考えれば良い。

 頭の中で色々な事がぐるぐる回っているけれど、目が回るような状態のまま眠りに落ちた。


「香夜。俺、明日一旦ライブで戻らないといけない。ライブ終わったら諸々片付けてまた来るけど、香夜来られる?清子さんを置いて行くの心配だよ」

 朝、目が覚めたらそんな翔也の電話が着信に残っていた。…また出られなかった。ごめん…悔しくて、下唇を噛んだ。電話にも気がつかないで眠っていたんだ…

 顔を洗って、気を引き締め、時計を見てもまだ5時なのだ。朝5時…田舎は朝が早いとは言え、まだ寝てるよね…

「あら、香夜ちゃん早いのね。すぐ出るの?ご飯にする?」

 更に早く起きていた祖母に聞かれたけど、まだ起きたばかりで食欲は湧かない。

「ううん、まだ。市長さんに挨拶してから行くから」

「市長に?あぁ、清子の事を聞いたのよね」

 彼女は、良いと言ったのにお味噌汁の鍋を火に掛けた。

「少し、読んでみたのよ、あの子の本。あの子がああいうお話書いているなんて、凄く意外だったわ」

「そう?」

「あんな風に、誰かを思うって、あの子希薄だったから」

 それが叔母さんのイメージ?

「香夜ちゃんもああいうのを書くの?」

 私は曖昧に頷いた。ああいうのを…と言って良いか分からないけど、いつか描きたいと思っている。

 ノスタルジーで胸が締め付けられるような物語。

「清子には…そう言う人、出来たのかしら…」

 背中で、そんな祖母の呟きを聞いた。

 ごめんね…そう言う事全部ひっくるめて、前進する為に叔母さんの元に戻るよ、私。

「香夜ちゃんは、どうして清子のこと気にかけるの?」

 そう問われて、それ以上スルーは出来ない。

「作家を目指してるから…」

「目指す作家は清子なの?他にも沢山居るのに。清子の書いた本はこれだけなんでしょ?」

 厳密には違うけど、書籍化したのは確かにそう。

「凄く評価を得て居る小説なんだよ」

「私は、娘のこと何も知らないのねぇ…」

 深い深いため息。

 もうちょっと待って。私頑張ってみるから。言えないけど。

「母娘って、そんなものじゃない?」

 私も、父を責めるあんな母を知らなかった。父の事は今も苦手だけど、母には、悪い事をしてるって今は思ってる。

「香夜ちゃんが、1番清子を理解できるのかもね」

 そう祖母は言った。その意味を穿ったけど、祖母はため息をつきながらお味噌汁をお椀によそっている。

 空腹は感じないままに、最後の朝食を食べた。

 まさかこんな形で帰郷するなんて思っていなかったけど、助けられたよ。

「おばあちゃん。色々ありがとう」

「馬鹿ね…いつでも頼って来なさい」

 声が震えて居るね。お互いにね。本当に、ありがとう。ごめんね…


 今日も変わることのない、素っ気ない規則性と緩慢さで独特に凝り固まった空気が流れる市役所で、市長に会った。今日は小太郎が事前にアポを取っていたので、すんなり案内された。

「清子さんのこと、頼んだよ」

 北野市長は、私を見て、その後小太郎に視線を移して、そう言った。小太郎も頷く。何?この男同士の暗黙の了解みたいな空気。疎外感を感じるじゃない。

 でも、その後

「清子さんに、君がいてくれて良かった」

 優しい表情でそう言って、握手を求めて来た。

 はい…と神妙に答えて応じる。

 叔母さんは北野先生が好きで、でも市長はどうなんだろう。叔母さんを好きは好きだろうけど、恋愛だったのかな…そもそも叔母さんの思いも、恋愛だったのかな…?それは、分からないね…

 市役所を出て、閑散とした商店街を歩いて駅に向かい、そのまま叔母さんの元へ向かう電車に乗った。

 叔母さんに話したいことが沢山ある。あの嫌味な態度が、今はちょっと恋しいな。

 翔也は文句は言っていなかったけど、怒らせたりしていないかな…

 早く早く…電車の中で駆け出したい気分だ。 私の隣で小太郎はずっと原稿の再チェックをしている。本当に、出社しなくて良いのかね?

「ここまで来て、泉先生から許可が出なかったらシャレにならないだろ。俺の尽力無駄にさせんなよ」

 と、不安になることを言う。

「大丈夫!」

 と言い切りたいけど、語尾に…な筈…と言う不安げな本音がくっ付いた。

 窓から見える景色がどんどん飛び去り、帰郷の終わりが加速して行く。故郷に帰るのはあんなに大変なのに、故郷を去るのはこんなに簡単だ。

 私も、叔母さんも。でも、捨てたつもりでも実は捨てられていないのが故郷だ。

 私を造っているのは血と肉と骨っていう物理的なものだけじゃない。生まれ落ちた時から染み付いて染み込んで私の中に、しっかりとした自己主張をしながら存在している。環境や、習慣や、空気みたいなもの。見えないけれど、確実にある。どこに逃げても。歳を重ねても。そしてそれを許さないと、本当の自分にはなれないのかも知れない。

「センチだな」

 と小太郎に切り捨てられたけど。故郷を捨てていない小太郎には分からないよ。きっと。


 変わらない、ゴロゴロした砂利道に足を乗せ、閑散とした駅前に降り立った。

 今日も良い天気。

 日焼けした看板のバス案内所の中には、今日も暇そうなおばさんの姿が見えた。

 バスの時間を確認すると、15分後。やった。ついてる♪と喜んで居たら

「お前感覚マヒして居ない?東京で乗り物乗るのに15分も待てるか?」

 と小太郎に冷たく言われた。

「…某テーマパークのアトラクションとか…」

「それ、乗り物のくくりが違う」

「…人身事故で遅延した通勤時間の電車…」

 と言いかけてげんなりした。待ちたくない…


 バスは予定より5分早くやって来て、ドアを開けっ放しで降りて来た初老の運転手は、案内所のおばさんと談笑を始めた。

 どこからかパラパラとやって来た乗客は、勝手に乗り込んでのんびり過ごしている。私たちも乗り込んだ。外にいてもすることないし。

 時間通りに数名の乗客を乗せて走り出したバスは、細い道をするりとすり抜けるように走って行く。

 叔母さんの家…お世話になった佐田さんの家…と振り返りながら見送り、やがて終点の病院前に着いた。

 帰って来た…何でかそう思った。

 懐かしさに苦痛が伴った故郷と違い、ここは何て言うんだろう…頑張ろう!と力が湧く感じ。次はどうなるのかな…って…うん。ワクワクする本を読んでいる感じ。ページをめくる手に期待と興奮がこもる。故郷は…重い。憂鬱な気分でげんなりしながら読む本。それでも読むのを止められない義務が伴う。

 気分がどんよりして、慌てて横に首を振ってマイナス思考を振り払った。

「何。人生否定してるの?」

 小太郎は目ざとい。うるさい!と脇にゲンコツを押し込み、先に病院への道を歩き出した。


「忙しない!」

 記憶通りの冷たい視線をチラリと寄越し、言った一言がそれだった。

「次から次へと」

 心底うんざりと言う感じに溜息をつかれた。

 思わず、ニヤリとする。そうだよね。叔母さんはそうでないと。

 前よりも痩せた気がする。顔色も悪い。

「泉さん、ドクターが呼んでいるので、ちょっと良いですか?」

 若くて小柄な看護師に呼ばれ小太郎に無言で促され、叔母さんを小太郎に任せて病室を出た。

 神妙な表情なのは職業柄か、それとも深刻な状況なのか…嫌な予感しかしない。


「あまり、よろしくは無さそうですね」

 小太郎は、香夜が歩き去ったのを確認し、さらに間を置いてから慎重に話しかけた。明らかに、無理をしているのが分かる。

「周囲がなかなか静かにならないからかしら」

 条件反射のような嫌味に、思わず笑みが浮かぶ。

「香夜が見つけた光に、目を通してあげて貰えますか」

 小太郎が取り出した原稿の束をチラリと見た後

「必要ないでしょ。あの子の物語よ」

 手は出さなかった。

「香夜はあなたに読んで欲しいんです。この中で、あなたのことも探している」

 清子は探るように小太郎を見た。清子の本当の過去は、香夜には見つけて欲しくない。

 小太郎は微笑んで頷いた。香夜から清子の秘密を守る。その約束は違われては居ない。

 それを感じ取り、清子は小さく微笑んだ。ホッとしたように。そしてすぐに表情を戻す。

 小太郎は思わず苦笑いする。

 清子の不器用な愛情。それは、自分の幸福な人生を奪った男の娘に向けられている。憎みながら、憎みきれない絆のせいなのか…それとも、香夜の血の中に、失った物の面影を見ているのか…それを言葉にすることはできないけれど、痛々しい愛情に、胸が苦しくなる。

 清子は、受け取った原稿の1番最後のページを開き、香夜の物語の終末に目を落とした。

「ポートレートの中の君…」

 そう、原稿の表題を口にし、黙って小太郎に渡した。

「君は良いと思ったんでしょ?」

 じゃあ進めなさい。と清子は言った。

「はい…」

 小太郎は丁重に受け取ると、ファイルに挟んで片付けた。

「編集部に戻ります」

 そう言って深く頭を下げた。


 叔母さんの病室に戻ると叔母さんは眠って居て、その間に川崎さんが片付けをして居た。

 小太郎は居なかった。

「編集部に戻る」

 そう連絡が来て居たので驚きはしない。

「やっと会社に戻る気になったんだ」

 そう返したけど、これでも心配して居たんだよ。私に付き合って帰郷して居たせいでクビになったらどうしようって。言わないけど。

 それより…

「任せっきりでごめんなさい、大変でしたよね」

 そう言って手を握ると、川崎さんは優しく握り返して来た。

「仕事なんだから、気にしないで。それより、香夜ちゃんたちや翔也さんが来てくれるようになって、本当に良かったわ。泉さん、嬉しそう」

 そうは見えないけど、そう言ってくれた。

「翔也もうまくやってた?」

 その辺が凄く疑問で聞いてみたかったの。

 川崎さんは、くくく…と笑い、

「見せてあげたかったわ、彼といる時の泉さん。振り回されっぱなしで、ペース掴めなくて、久しぶりに、素の顔を見せてたのよ」

「へぇ…?」

 それは意外だ。翔也がブチ切れるのと、叔母さんが拒絶するのとどっちは先か…位に思ってた。何それ。見たかった…

 病室を出て、やっと翔也に電話をかけた。

 ライブにはまだ時間があるはず。リハーサル中かな…?と思ったけど、数回のコールで

「香夜。今どこ」

 と、懐かしい翔也の声。

「叔母さんの病院。今眠ってる。翔也、色々ありがとう。叔母さんにも気に入られたみたいだね?」

「そう?」

 と言いながら、満更でもなさそう。

「oZの皆は?変わらない?」

「あぁ。相変わらず。貴はリハビリ真面目にやってる。まだ激しくは叩けないけど」

「桜さんは、それっきり?」

「あの女の名前は聞きたくない」

 翔也はきっぱり言い切った。ここまで嫌うのは珍しいな…どうして?

「最初っから、見下してただろ。俺ら、バンドマンの事」

 それは…感じてたけど。

「大学行って、クラシック音楽聴いて、高級車に乗って、テニス?ヨット?カフェと美術館巡り?そんな生活してたら偉いか?」

「偉いとは思わないけど…」

「別にいんだよ。勝手にそっちでやってるのは。こっちのテリトリーに入り込んで来てガタガタいうのが気に入らない。案山子だって、柳だって、大学出てるし」

「だから、小太郎も嫌い?」

 聞いてたら小太郎もそう言うタイプじゃないか?

「なんであいつの名前出すんだよ」

 翔也は不機嫌そうに言った。

「ごめん…」

 翔也に小太郎の名前は禁句だった。

「前言ってた映画は?どうだった?」

 急いで話を変えよう。

「あぁ、なんか随分前のことな気がするな〜結局、色々なバンド仲間誘って、三回見たよ」

「三回?凄いな。面白かった?」

「う〜ん、なんか、凄かった。アメリカの売れないバンドはああ言うツアーやんのかーって、俺らと同じようなとこもあった」

「へぇ、それは興味あるな」

「うん、でも途中から結構グロいからなぁ。香夜はどうかな。案山子はかなり気に入ってた」

「そうなの?」

 グロいのはやだな。

「でも、実在のパンクバンドのカヴァー曲歌ったり、バンT着てたりして、色々面白い。あ、あと…これ、ネタバレかなぁ?」

「ん?良いよ。言って」

「最初の方のラジオのインタビューで、無人島にバンドを1つ連れて行けるとしたらどのバンド?って質問されて応えるんだけど」

「うん」

「最初、皆とんがったバンド名あげるの。ハードぶって。なんだけど、途中死ぬ目にあっている時に、やっぱり変える…って言い出して、上げるバンド名がめちゃくちゃハートフルで」

 あははは

「そういう心理は分かるな。そういうネタ挟むの上手いね」

「一人優柔不断で、一個選べない奴がいて、そいつ良い味出してるんだけど、最後の最後で、やっと分かった…って言ってエンディング。なんて答えたか皆で想像して盛り上がった」

 ちょっと妬ける。

「へぇ〜凄く興味湧いたよ。グロいのは無理だけど」

「俺も香夜と色々話したいから、DVD出たら一緒に見よう」

「楽しみにしとく」

 いつ出るか調べとく…と言った後、

「香夜は?oZ連れて行くでしょ?」

 翔也はそう言った。

 無人島に…私は、oZを…

「連れて行きたくない…」

 思わずそう言っていた。

 電話の向こうの翔也が黙った。

 違う…そうじゃなくて…

「誰も連れて行かないよ…どのバンドにも、ちゃんと観客の前で歌って欲しいもん。oZのライブは観客も居ないと…私は一人で良いよ」

 作家の悪い癖だ。深読みしちゃう。ノリで答えれば良いのに…

「何それ」

 翔也の声が酷く冷たい。違う…傷付けたんだ…

「違うよ、翔也…ごめん…そりゃあ、oZがいたら最高だけど。観光とか無人島ライブとかだったら…」

「いいよ。もう」

 そう言って黙り込んだ。

 あぁ、もう。私ってば…胸にモヤモヤが広がって行く

「oZのライブ…早く行きたいよ」

「来てよ。清子さんにも、見せてあげたい」

「え?それは無理だよ。叔母さん、凄く悪いのに」

「分かってる。だから、一度くらい、今の内に…」

「やめてよ。最後みたいに言うの。私の叔母さんだよ」

 こんなこと言いたくない…だけど、言葉はイライラに押し出されて行く。止められない。

「…香夜、疲れてるんだろ。俺ももう出番前だから、切る」

 翔也はそう言った後、余韻も無く、切った。

 謝る時間も、無かった。

 こんな後味の悪い電話は初めてだ。

 翔也の声も息も聞こえなくなった電話を、しばらく耳から離せなくて呆然としていた。


「不細工ね」

 病室に戻ったら、目を覚ましていた叔母さんに、その一言を貰った。

 …分かってる。

「翔也と喧嘩した…」

 不細工な仏頂面のままそう答えた。

「へぇ。そんなに仲良かったんだ」

 何それ。喧嘩するほど…ってヤツ?笑えない。

「叔母さんにライブに来て欲しいって言ってた」

「…良いね」

「え?」

「行ってみたいわ」

「え?だって、凄い爆音なんだよ?空気悪いし」

 そう言うと、叔母さんは冷たい目でこっちを見た。

「連れて行かないなら、勝手に行くから良いわよ」

「何言ってるの!無理でしょ!」

「随分保守的ね。あんたは私の何?親なの」

 …親はお爺ちゃんとお婆ちゃんじゃん。…そうだよ…どこにも行かない叔母さんの行きたい場所が、翔也のライブハウス…?何とか出来るの、私だけだ。

「考えるから、無茶しないで」

 そう言うと、ニヤリと笑った。

 ドクターと、それに翔也と相談しないと…


 何日か掛けて検査をし、更に数日結果を待って、無茶だけど出かける意欲が湧いたのは良い事…と言うのがドクターの返答だった。外出OKなのかどうかは曖昧な返答だけど。

 あれっきり話していないけど、翔也に相談しよう…怒った翔也にうまく謝れる自信ないけど…


「あのね。叔母さんは翔也のライブ行ってみたいんだって」

「マジで⁉︎」

 そう言ったきり、しばし沈黙。

 こっちから何か言った方がいいの?と悩み始めたところで

「あのさ」

 翔也が言った。

「うん?」

「ちょっと皆で考えている事があって…貴絡みで」

「うん…」

 貴君ってことは、桜さん絡み?

「そこなら、清子さんでも見やすいかも知れないんだけど…」

「そうなの?」

「香夜、一度こっち戻られないか?」

「え?」

「清子さんのことも心配だけど、迎える準備の打ち合わせしたいし、今のoZ、香夜見てないだろ。色々説明もしたい」

「そりゃ…」

 oZのライブは飢えを感じるくらい見たい。切望している。確かに、随分家に帰っていない。

「確かに…」

 そう言うと、

「明後日やるから、一泊でも良いから、戻って来いよ」

 話はそれから…と言われてしまっては、行くしかない。

「叔母さんに話してみる」

 そう言って電話を切った。

 叔母さんは、冷たい目で見て、行ってもう戻ってこなくても構わないけど?と言った。

「叔母さんに、oZのライブを見せる。その為に行って来るんだからね。体調整えておいて」

 そう念を押した。

 叔母さんはチラリと横目で見て、 ニヤッと笑った。

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