かんながら たまちはえませ

　戦国時代という世に、異世界転移してしまったひとりの青年、芹沢拓斗。そんな彼が悩み、驚き、恋に落ち、楽しみ、悲しみ、奮闘する様を、『本能寺の変』を背景に描いた作品です。

　そもそも本当に『本能寺の変』は、明智光秀が起こした謀反だったのか？　ならば、その理由とは何なのか？　そこに関わる様々な人間模様とは・・・

　本編では、私なりに考察した『本能寺の変』を、タイムスリップした芹沢拓斗という青年を介して、かなり真面目に、そして少し（？）エッチな部分を織り交ぜて描いています。

　今回、時代考証や当時の地名や言い方など、そして時制の一致などに思いのほか時間を費やしてしまった結果、二年以上の時間が掛かってしまいました。その間に、時代は、平成から令和へと変わってしまい、これまた一部の書き換えを余儀な…続きを読む