第30話 ▼真帆・ハロウィンの夜

二〇〇九年十月三十一日


 一年半前。大学一年生の秋。十九歳の真帆はハロウィンの夜に、当時想いを寄せていた四年生の藤咲啓太とけんかした。

 渋谷のセンター街の仮想パーティは人込みの寿司詰め状態で、ゆっくりと他人のコスプレを観賞する事も出来ない。ノロノロ運転のバスが通るたび、車道を歩くコスプレイヤーや見物人たちをDJポリスをするゆとりがない警官らが注意する。歩いているコスプレの七割はゾンビ達だった。警官隊の横を、血を流したゾンビが徘徊しても、当然のことながら気にも留めない。

 大混雑した渋谷パレードの後、猫娘の真帆と狼男の藤咲は、ナイトクラブ風居酒屋「アトランティス・バル」へと入った。気を利かせた四年生の藤咲が混雑を予想して店を予約していた。

 ブラックライトや間接照明が照らす薄暗いバルの中は、青白い光に照らされた、巨大な長方形の水槽にアロワナなど珍しい観賞魚が優雅に泳いでいる。二十二歳の藤咲はこの後、渋谷のストーンショップへ行こうと言った。真帆がパワーストーンが好きだと云ったからだ。プレゼントしてくれるという。

「どうしてみんな、妖怪や怪物なんですかね」

 真帆は目をキラキラさせて藤咲の顔を覗き込む。

「ハロウィンの起源は、世界が終わった日だという説があるんだ」

 焼酎「魔法粋」を飲みながら、カリブ海で獲れた海産物料理をつまみ、一時間ほどゆったりとした時間が流れた。だがそこから何がどうなったのか、真帆は原発論議、フリーエネルギーについて藤咲と激論を戦わしていた。きっと酒が回ったかららしかった。藤咲相手に言うべきじゃなかった。藤咲は帝都電力に就職が決まっていたのだ。

 藤咲は原発の問題点を認めつつ、それが「夢の国産エネルギー」であり、「一番安いエネルギー」で、しかも安全であることを強調した。被爆国である日本が、率先して原発を安全に平和利用しなければならない使命があると。だがそれは真帆が信じていない原発の古臭いプロパガンダそのまま……藤咲が洗脳されているに過ぎないと感じるものでしかなかった。

「最後まで幕府につき、賊軍となった東北諸藩は、明治維新以後、ずっと不遇をかこっていた。開発も遅れて貧困が蔓延し、そこに原発や再処理施設が置かれている。これが、新しいエネルギーの幕藩体制なんじゃないですか!」

 東北の神江情報高校出身の真帆は不満をぶちまけた。

 コスト削減を是としながら、原発シンジケートは「周辺にパイルを打ち込めば、簡単に地下水の侵入を防ぐことができるはず」という専門家の意見を一切無視し、一度稼働させれば半永久的に冷却材と電力を供給し続けなければならない「土壌凍結法」を採用した。安全で効率的な方法よりも、カネがかかり、利権を吸い取れるようにする為だ。

 もっといえば原発自体を、原潜のように封じて作ることもできたはずだ。だが、それもコストがかかると云うだけの理由でそれをしなかった。さらにトリウム原発ならメルトダウンさえ起こらない。が、トリウムは核兵器に転用できないのでアメリカで弾圧された。完全に軍事的な、政治的な理由である。原発村の派遣構造も批判した。

 藤咲は、原発がなくなれば日本は江戸時代に戻るとか縄文時代に戻ると極論を吐いて次第にヒートアップしていった。遂に猿に戻るとまで云い感情的になった藤咲を見て真帆はハタと気づいた。真帆は今までしてきた遠慮をやめて、本気で原発擁護派の先輩を論破してしまっていたのだ。

「いいか、真帆。キメラを追いかけるな。科学界ではそういうのを『キメラを追いかける』というんだ。キメラを追いかけるのはやめろ」

 そういうと藤咲は狼の面をすっぽりとかぶって店を出ようとする。何かの冗談か? 藤咲はフリーエネルギーは永久機関だと言い捨てた。藤咲はエーテルやフリーエネルギーなど存在せず、所詮はキメラ的な神話的存在だというだけだった。

「必ず、あなたが間違っていたと、認めさせてみせる。それをこれから私は、人生をかけて証明して見せます」

 真帆は決心を伝えて先に店を出た。八木真帆は、八木アンテナの発明で有名な八木秀次の縁戚に当たる。名を汚すわけには行かない。発明に、フリーエネルギーに賭ける情熱は誰にも負けない。結局、答えの出ない二元論の争いを演じた。まさに現代社会の二元性の象徴だった。

 分かりあえると云う期待と、憧れに似た淡い恋心の入り混じった真帆の願いが決裂した苦い思い出。

「こんなはずじゃなかった。言うべきじゃなかった」

 仮装して二人で楽しい時間を過ごしたかった。お酒を飲んでもっと共感し合えると思っていたのに。プレゼントしてくれるはずのパワーストーンは幻になった。

 今、藤咲への想いはとりかえしのつかない時間の彼方へと流れ去り、相手の理解のなさに対する不満と怒りでいっぱいだった。分かってくれると思って、認めてもらえると思って思い切って告白したはずだったのに。


 翌日から真帆は、大学でフリーエネルギーの研究を本格的に開始することにした。といっても大学二年の学生である真帆は、クラスメイトにその話をするしかない。とりあえずいつも教室でスプーンと睨めっこしてるオカルト野郎・春日に声を掛ける。便利なことに春日は技術屋としての才能がある。

 真帆が研究しているフリーエネルギーとは、人工クリスタルによる発電だ。最初は水晶で太陽光発電が可能な事に着眼し、これが暗いところでも電気を得られたことから、次第にフリーエネルギーへの研究へと移っていった。これこそが、化石燃料のCO2や原子力の放射能問題を超える物だと真帆は同い年の春日に熱弁した。しかもフリーエネルギーは、チェルノブイリを汚染した放射能だって元素転換で除去できる可能性を秘めている。最終的にはこれでベーシックインカムも実現し、世界に革命を起こす。

「正義は勝つ、誰にも邪魔させない」

 すると友人春日は言った。人文学の豆生田教授を訪ねたらどうか、と。確か年齢六十過ぎの教授は若い頃「アトランティポカリプスの肖像」を書いた。それはプラトンを始めとし、「アトランティス学」を研究した本で、絶版となっていたが、春日はそれを大学図書館で借りて読んだことがあるらしい。

 教授はその本の中で、フランシス・ベーコンの「ニューアトランティス」を取り上げて、来るべき社会をかつての理想郷の再生と捉えた。「ニューアトランティス」は、太平洋に浮かんだ架空の島・ベンサレムに、イギリス人の乗った船が漂流するところから始まる。かつて「大アトランティス」と呼ばれた国が北米に存在したが、神の怒りに触れて滅んでしまった。そのあとを継ぐのがベンサレムだ。そこに登場する高度なテクノロジーの数々。ルネサンス人であったベーコンの遺稿は、現代社会、あるいはこの先の未来を予言したのだ。変わり者学者として有名で文系の教授と真帆は、これまでほとんど交流した事はない。

 真帆は研究室を訪ねた。するとそこに居たのはライオンの面をつけたスーツ姿の男だった。どういうつもりなんだ? 彼はこの「まみゅーだ」という奇妙な発音から「バミューダ」を引き合いに出すのが持ちネタになっている。日本語名で「みゅ」と着く唯一の名前だそうだ。学内で変わり種の位置づけだった豆生田に聞いてみると、真帆のフリーエネルギーの話に、文化人類学的な立場から興味を持ってくれた。

 だが豆生田は、「来るべき種族」や「衝突する宇宙」、さらにはH.G.ウェルズの「ドクターモローの島」、神話といった類の話と捉えられたらしく、それらの話をライオンの面をつけたままとうとうとした。真帆は次第にイライラしてきた。

「クリスタル発電かぁ。昔、『なんとなくクリスタル』ってのが流行ってな。クリスタル族とかいってね。あっ君、知らないか? ははは」

 コーヒーがやたら呑みにくそうなのに、豆生田はライオンの面を取ろうとしない。

(こいつ…頭大丈夫か? こっちは真面目に話してるんだよ。「なんとなく」って何だよ?! こっちは「徹底的に真剣にクリスタル」だよ!)

「じゃあこれで。失礼します!」

 馬鹿にされたと思った真帆は立ち去った。せめて面くらい取れよ! もうハロウィンは終わってるんだよ。しかし豆生田は最後に、休眠同然大学のサークルを利用して、部室を借りる手配をするので、そこを自分の研究所にすればいいと助言した。つまり大学には便宜を図ってくれるのだという。

 豆生田は、真帆に彼のコレクションのブレスを大切そうに取り出して見せた。金色のブレスは、ゴールドルチルクォーツが入っている。カリブで沈んだ海賊船の宝を引き上げるトレジャーハンターが引き上げたものを、ネットオークションで購入したものだ。正確にはバミューダ海域のどこからしい。

「がんばりなさい」

 真帆は豆生田の支援を受けて研究所を立ち上げた。「アークライト・シャフト・ラボ」という名前を着けて。そう、真帆はシャフトと名付けたのだ。そこへ普段から共感してくれた仲間四人を集めて、研究論文を書き、それを自分達で実証すべく、フリーエネルギー研究を開始した。部費もわずかながら出る。それでも足りない分は、真帆は学業、研究に加え、研究費を捻出するためにコーヒーショップでバリスタのバイトもしなければいけなかった。技術職志望の春日は、秋葉原のジャンク街のパーツショップに足しげく通った。

「世界中でフリーエネルギーの研究がなされている。でも、どれも普及の段階で既存のエネルギー勢力につぶされてしまう。特許を封印されたり、買収されて使われないようにしたり。酷い時には、殺される。あいつだってあたし達を弾圧してくる。じゃあどうやって広める? 戦いには戦略が必要よ。発明と同時に、その戦い方も研究する。正義のために。そうして私達はフリーエネルギー研究者の軸となるのよ」

 真帆にとって当面の敵、それは大学だった。部室の仕様について異を唱えてきたのだ。確かに、豆生田が間に入って壁になってくれている。今のところ強制的に部屋を取り上げられることはない。しかし幾ら学業が成績優秀でも、勝手に研究している真帆は大学に眼をつけられていた真帆はそれが藤咲の告げ口のせいだと感じていた。もっともあの時以来、お互いに意識してか、大学内で二人が出会う機会は激減していた。

「かつて科学者は、中世にキリスト教会によって弾圧された。そんな中世の魔女狩りみたいなものが…今だってあるのよ。うちの大学だけじゃないし。研究が完成し、論文を発表したときが本当の勝負になる。今の科学常識を覆すものは、学会によって無視される。それも、バチカンみたいなものよね。一度異端としてみなされれば二度と省みられない。だけど、さらに科学を根底から脅かす脅威となるフリーエネルギーになると、エネルギー産業に抹殺される。つまり科学界のバックにあるのは大企業。その利益に反するからね」

 真帆は交流電流の発明家ニコラ・テスラの「世界システム」から始まるフリーエネルギーの歴史を説明し始めた。水で動くエンジン、空気で動くエンジン。数多くの技術者・発明家がフリーエネルギー発電を研究し、開発に成功した。それらが一体どうして普及できずに、消えていったのか。フリーエネルギーは石油や石炭、ガスのように企業が独占できない。太陽光のような気候条件も関係ない。その存在は既存の企業の利益に反するからであり、金で大企業のエネルギー・シンジケートに牛耳られている科学界はそれに対して沈黙する。いや、それだけではない。フリーエネルギー発明家の毒殺、事故死、謎の自殺。ニコラ・テスラも暗殺されたのである。

「あ~あ、全く、なんてつまらん世の中だ!」

 研究員の春日がぼやく。

「ドーかした?」

 研究室で真帆たちは宴会をしていた。

「UFOや宇宙人、超能力や魔法や幽霊や妖怪やUMAを語ってもバカにされない、いやそれどころか社会的に認められていて世界的に公的になっている世の中になりゃ、パラダイスなのにさ! そうすればフリーエネルギーだって馬鹿にされないはずだ」

「それらとフリーエネルギーを一緒にしないで。全然別なんだから」

「だってそう思わんか真帆……。誰が世界をこうしたのか知らんが、今言ったすべてが世の中に存在するに決まってるのに否定されて、せいぜい社会の片隅に追いやられてる。だから世の中おかしいのさ。それらは絶対大切なものなんだよ」

「何を根拠に」

「科学的な根拠は、まだ決着が着いてない。でも直感的にあると分かる。俺の直観がささやく」

「直観ねぇ」

「正しいものは正しい! オレは正しい。もしそーいうモノが認められる世の中なら、世界はもっと正しい世の中になっている! ハズ…」

 春日はそう断言すると、「魔法粋ハイ」を飲み干した。

「本当ゥ?」

 春日は真帆の杯を満たし、勧めた。

「フリーエネルギーって、昔から知られていたんだ。別の言葉でね。気、プラーナ、オルゴンエネルギー。そしてアトランティス人はヴリルと呼んだ。俺たちが! フリーエネルギーを、世に普及させるのだッ!」

 春日はオカルト文献の収集を趣味としている。真帆は、春日が最後に言ったヴリルという言葉が耳に残った。

「うちら、なんて云われてるか知ってる? 魔法研究所だよ? 大学がそう呼んでるあたし知ってるんだから」

「知ってるけど。真帆だから魔法で真っ帆っほとか」

「……」

「魔法粋もう一本買ってきたんだけど。じゃあこれは要らない?」

「これは別」

「一緒にするなっていうけど、ならさ科学と魔法は何が違うんだろう?」

「そりゃ違うに決まってる」

「アーサー・C・クラークの第三法則って知ってるか? 充分に発達した科学技術は、魔法と見分けが付かない」

「ま、そうとも言えるけど、フリーエネルギーは魔法に見えてもそこにはちゃんとしたエビデンス(科学的根拠)があって」

「だから魔法だって、俺達が知らない科学原理なのかもしれないだろ。まだ発見されていない」

「う~ん少なくとも、私にとってフリーエネルギーは魔法じゃない」

「そうだよ。だけど懐疑派にとっては魔法と似たような部類だ」

「……何が言いたいの?」

 真帆はムッとする。

「クラークは第一法則で言っている。高名だが年配の科学者が可能であると言った場合、その主張はほぼ間違いない。また、不可能であると言った場合には、その主張はまず間違っている。さらに第二法則では、可能性の限界を測る唯一の方法は、不可能であるとされることまでやってみることである、とね。だからフリーエネルギーに抵抗する科学界は、古い年寄りの世界ってことさ。そいつを打ち破るのは、発明そのものを成功させることに他ならない」

「なるほど。面白い三法則ね」

 ロックで「魔法粋」をグイグイ飲む真帆の舌は滑らかになっていた。原発村の不正の解明、追求も同時に行わねばならない。その問題と発電機は分けて考えた方がいいと、荒波を立てることを嫌う春日は主張したが、真帆は藤咲の自分に対する否定的な言葉が頭から離れなかった。原発と化石エネルギーに代わる再生可能エネルギーの究極として、フリーエネルギー装置を開発するというモチベーションで動いている。充実した高校時代を過ごした神江の原発を終わらせ、そこにフリーエネルギーのスマートシティを実現させるという、ヱデン構想を描いた。

「真帆ってかっこいいね」

 と春日は言った。

 東都大にアークライトシャフトを立ちあげて一年、一人研究所を牽引してきた八木真帆だった。その真帆への妨害は続いた。豆生田は六十歳で定年となり、大学に残ることはなかった。「残れなかったのだ」と言われている。もちろん、その決定的な理由が真帆への協力だったと言われている。やはり、藤咲に告げ口された大学が何かと妨害していたらしかった。ともかく真帆は後ろ盾を失った。

 藤咲は真帆と大学ですれ違うと、無言で何も言わず、冷ややかな態度を貫き通した。真帆も相手と同様だった。お互いに避け合った後、藤咲は帝都電力に就職した。

 三年生となった真帆は、たった一人大学の中で綱渡りのように部を守り、活動維持費を全てカットされる中、家庭教師のバイトに切り替えて研究費を稼いだ。

 二〇十一年三月初頭。クリスタル太陽光発電の実験の成功に続いて、真帆達の論文は完成した。まだ電力は弱いが、確かにそのアーク(炎)は灯った。全てはここからだ。これが世に広まればエネルギー転換の、第四の産業革命を起こすまであと一歩のところだと感じている。ただ発表してもつぶされるだけ。そのために、真帆たちは戦い方も研究していた。そして、勝てる自信があった。インターネットで情報公開しながら。百年もしたら、フリーエネルギーを基盤とした文明は絶頂期を迎えるだろう。

 三月十一日。古石川に帰郷した真帆は地震に遭った。東日本一帯を地震と津波が襲いかかり、神江で原発事故が起こった。津波だけではなく、遂にパンドラの箱が開いた。前代未聞の放射能事故と共に、いやおうなしに原発村の矛盾が噴き出ている。だがそれらは真帆にとっても、歓迎されざる事態だった。ここから第二の故郷・神江をヱデンにするという真帆の夢は遠のいた。


 真帆は考える。春日の言うとおりだ。「魔法の世界」は確かにあった。アトランティス帝国は超能力、魔術、超常現象、UFO、UMAが支配する世界だ。それにフリーエネルギーのヴリル。それらは全てパズルのピースだったのだ。夢の中のアトランティスは現実とまるで逆転世界だ。そこでは、思いやりや愛といった今の社会で常識的な道徳を語るもの、および「唯物主義者」が弾圧され、なおかつ馬鹿にされ、社会の底辺となっている。一方で現代社会は近代合理主義以後、唯物論を基本として成り立ち、道徳心を唱える宗教ももちろん存在する。その常識がアトランティスでは非常識になっているのだ。その世界で、彼らは後ろ指を差される存在だ。さらに唯物狩りさえ行われて、「唯物主義者」とされた者は生きてはいけない。魔法使い、魔女が支配する世界で、唯物主義と愛(アモーレ)を語る者はハントされ、弾圧されるのだ。シャフト保安省は、中世の魔女狩りよりも百倍は怖い存在だった。なぜなら、ハンティングは霊能力で察知し、魔術で攻撃するからだ。普通の人間はエスパー、魔術師を恐れて逆らうことができない。まるきり真逆だ! 中世暗黒時代の逆転であり、また現代とオカルト、超常現象の逆転世界。しかし真帆が見ている逆転した世界は、春日がいうようなユートピアでは決してない事を如実に物語っていた。そして豆生田がくれたブレス。これはアトランティス時代に、カンディヌスがマリスにプレゼントしてくれたブレスだ。あの時、なくして一万年越しに真帆の元へ戻ってきたそれは、右腕に少しもさびない姿で嵌っていた。


「篠田さん、そのマスク…取ってよ」

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