淡々と語られる非日常

 命をかけた戦闘が日常のように語られる。そっけない文章から、逆に恐怖と狂気が伝わってきます。意味不明のモノが攻めてくるので、怒りよりもただ恐怖が膨れあがる。しかも事態は次第に悪化していく。読んでいると、次第に緊張感が高まっていきます。神林長平さんの名作「戦闘妖精雪風」を思い出しました。いいところで終わってる。続き、どうなるの?