別に誰も間違っていないし、だからいつかそうなるかもしれない。

 でもちょっとなんか寂しい、というか、腹が立つ、というか、もやもやとする、というのはなんなのかというと、この世界の選択における間違い、あるいは危険性、について理屈をつけようと思えばつけられる、けどそんなのは理屈にすぎなくて、みんながそうであるべきと思ったら理屈なんてたいした意味はないし、「そうであるべき」の対立軸が「そうではないべき」、という訳でもなくてそこには勾配があるはずだけど、まあめんどくさいから二色くらいで塗り分けますねみたいなことがオッケーかどうか、普段ぼーっとしてると無批判のまま俺はがつっと塗り分けてしまっているなあ、みたいなことを考えてしまうからかもしれないし、全然違うのかもしれません。とにかく面白かったのでそれでいいですね。面白かったです。

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