何百万字の徒労の果てに、或いは分かったのかも知れないコト

 お久しぶりです筆者です。皆様GWはいかがお過ごしでしたでしょうか。筆者は10連休で新作を書いており、その後はふぁてごの事件簿コラボ、コミティアの準備で忙殺(?)されておりました(さきほどコラボ終了。ギリギリグレイ加入。コミティアの準備はこれから死)


 で、今年で文字媒体に手を出して四年目?ぐらいになるのですが、これまで数百万文字と時間をドブに捨て続けた結果「連載の判断をどこで下すか」が何となく分かってきたように感じた為、今回の投稿と相成りました。


 筆者は、駄作であれ何であれ、書いている事に苦痛はありません。たぶん時間と金があれば、ウケなど関係なく自分の作品作りに没頭できるタイプでしょう。正直(財力さえあれば)世間の評価などまるで気にならないし、モチベの低下とかいう訳のわからん現象もありえません。


 ですが悲しいかな、筆者も(他の皆様も含め)金も時間も有限です。自分の本命作品ならばともかく、賞レース等々を見込む新作に限っては「続けるか否か、打ち切って別の作品を始めるべきか?」という問いに常に晒されているものかと存じます。


 筆者もそこに悩まされていました。たとえば「読みたい」というコメントがついたから続けたものの、最終的に鳴かず飛ばずだった作品。フォローがある程度付いたから、ケツまで持っていったもののろくに反応がなかった作品。あるいは、初めから芽の欠片もないような作品。


 でまあ、一応は数作品の長編をある程度の段階にまで進める事で、ようやっと結論めいた何かが見えてまいりましたので、ここに記します。




◯継続を続けるかどうかの分岐点:第一話〜数話(2000字から10000字)の反応、その総合値。

 

 ここで言う反応とは「ビュー数」「レビュー」「フォロー」「応援」「コメント」の五要素とします。バランスが一つ欠けても雲行きが危うくなる為、注意深く見定める必要性があります。


◯初動のビュー数10〜20ごとに応援やフォローがつけば、更新すべき作品である可能性が高い。逆にビュー数が伸びてもリアクションが希薄だった場合、打ち切りを考えたほうがいいかも。


◯そこから一万字前後で、毎話応援をくれる固定フォロワー、コメント、テキストレビューがつくようなら、更新を考えて構わない。逆に多少進めても、熱心なファンがつかないようなら、打ち切ったほうがいいかもしれない。


 この辺がとても難しいと思います。結局のところ拡散作用があるのは、ネットのつぶやきであったり、応援、レビューコメントだったりするので、いくら初動でフォロワーが増えても、熱心に読んでくれる方がいない限り、後半の追い上げに繋がらない場合があります。


 逆に熱心に「読みたい」と仰って下さる方がいても、分母(フォロワーやビュー数)が少なすぎると、思ったよりレビューが伸びないという状況になってしまうので、バランスとしては概ね以下のような数字であれば進めても構わないという事で見ています。


 ◯一万字時点でのデータ。

 第一話応援数が10前後

 第二話〜最新話までの各話に、2.3人応援してくれるフォロワーがいる

 フォロワー数10以上

 ビュー数100以上

 テキストレビュー、または応援コメントが1つ以上


 今までのところ、バランス配分の見方を誤り、コメントがあったから続けたけどビュー数が伸びずおしまい。あるいはフォロー数が堅調だったから進めたものの、熱烈なファンがつかなかった為に先細り。という失敗を幾度か繰り返しましたので、それらを参考に割り出しました。(あくまで体感的なものでしかありませんが)


 なおGWに書いた新作はファミ通コンテスト用のものでしたが、まるっきり後者

。熱烈なファンがつかなかった為に、ある所までは進めたけど収穫がなかった。というタイプでした。


 次はドラゴンノベルス用に新作(反応が良ければ続ける)の様子見と、既存作品の更新のいずれかで考えています。賞金で世界旅行に行くか、パソコンを新調するかしたいとは思うのですが...どなたか石油王がバックについてくれませんかね...


 という事でこれから急ぎコミティアの準備です。みなさまも5月病などなられませんようご自愛のほど。それではまた。(ちなみに最近オススメのソシャゲはランモバです。誰かやりましょう)かしこ。

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