さようなら、おじさま

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概要

おじさまと呼んだその人に、私はいつしか、恋をしていた
母を亡くし、天涯孤独となった私を引き取ったのは、死神のような風貌の男性だった。見かけは怖いけれど優しい彼は、母をかつて愛した人だった。忘れ形見として慈しんでくれたその人に寄せる気持ちは、少しずつ変わってゆく。だから――「さようなら、おじさま」。
お題「色」に沿って書いた、企画参加作品の再録です。
  • 完結済 全1話
  • 5,999文字
  • 更新
文月夕
  • @hanameiro

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