近未来の音が聞こえる。

今の現実では到底追いつけていない科学が存在し、想像でしか見ることはできないものの、それが苦もなく頭の中で描写されます。
最新の科学技術にあふれ、数え切れんばかりの音楽に包まれながらも、主人公が自分の夢を追いかける姿が一途です。心打たれます。
導入からの丁寧な音の書き方にも圧倒されました。
どれだけ環境が進歩しても人間がいる限り追い求める夢は終わらない。
いい小説です。

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