第二話 「まずは基本から、ね」

 大抵の弓道場には、控室兼更衣室として畳敷きの和室が併設されており、仙台第一女子高校弓道場にも射場の前方右側にそれがある。

 本来は六畳分の広さがあるらしい。どうして部屋の大きさなのに「らしい」という曖昧な言葉がつくのかというと、今やその全貌が把握できなくなっていたためである。

 普通、六畳分のスペースがあれば部員六名が一緒に着替えをすることができる。そして、かなりの備品が室内に収納できるはずだ。

 ところが『失われた十年(弓道部版、記録更新中)』の間に持ち込まれた私物や得体のしれない物品が、控室中に限界まで溢れ返っており、そのため同時に三人しか着替えることができなかった。

 綺麗好きの理穂ちゃんはこの控室の惨状を日頃から苦々しく思っていた。しかし、先輩方の私物が未だ控室内に置かれている現状では、一年生の立場ではなかなか掃除をしようと言い出しにくい。

 西條先輩ならば理解してくれるであろうから、現在の三年生が卒業した暁にはこの状況を打破しようと、虎視眈々とその時を狙っており、

「それまでは、せめて自分の私物ぐらいは美しくあろう」

 と、控室にある作り付けの棚の一角に、ホームセンターで買った千円未満のプラスティック衣装ケースを祭壇のように嵌め込んで、スペースを確保していた。

 弓道では、弦を引く右手が痛くならないように保護するために、鹿革の手袋を嵌める。この革の手袋は『ゆがけ』と呼ばれている。

 さらに、ゆがけの下に汗を吸い取るための白くて薄い手袋をつける。これが『したがけ』と呼ばれていた。

 理穂ちゃんの透明な引き出しの向こう側には、丹念に畳んで、端正に重ねられた『したがけ』が見えており、他の部員達は間違ってもその秩序を乱すことがないように、細心の注意を払っていた。

 なぜなら、一か月前に加奈ちゃんがうっかりぶつかって、その秩序を乱した時のことを全員が記憶しているからである。

 その時、理穂ちゃんは決して怒らなかった。ただ一言、「元通りに戻して頂戴ね」と言っただけである。

 しかし、加奈ちゃんがミリ単位で駄目出しされながら「元通り」に復元し終えるまでの苦難の道のりは、部員全員のトラウマになっていた。

 今でも加奈ちゃんは控室で、『理穂ちゃんボックス』から最大限の距離を置こうとする。


 さて、加奈ちゃんから水曜日の午後にその速報を聞いた時点で、弓道場の控室には私と加奈ちゃんしかいなかった。

「夏休み前に新しい先生が学校に来るんだってよ」

 いつもながら、加奈ちゃんはどこからそんな話を仕入れてくるのだろうかと思う。

 学校内で密やかに交わされている一般的な情報について、それを察知、収集し、断片から全体像を把握する速さにかけて加奈ちゃんに並ぶ者はいない。

 異性と同性、学校の内と外を問わず仕入れてくる生徒の恋愛模様や、新しくやってきた転校生の個人情報など、どこからどうやって入手してくるのか分からないけれど、ともかく第一報の速さは桁外れだった。

 ただ、それゆえにたまに加奈ちゃん情報には『誤報』が含まれていることがある。けれど、弓道部にはさらに最終兵器が控えていた。

 速さについては加奈ちゃんに及ばないが、その正確さと表に現れない極秘情報の把握について早苗ちゃんには誰も敵わない。彼女が『学内CIA長官』と呼ばれる所以である。

 女子高ということで学内に異性の視線はない。また、弓道場には周囲を取り囲むように流れ矢防止の木塀が設置されており、学校外からの視界を遮っている。

 そのため、控室兼更衣室の窓はおおらかに開け放たれていた。実際問題、そうでもしないととても暑くて室内にはいられない。

 私は制汗剤を振りまきつつ着替えながら、誰もが思う素朴な疑問を口にした。

「えー、だって終業式は明日だよ。なんだかずいぶん急じゃない? 普通は夏休みの後に来るものなんじゃないの」

「私もそう思う。だから早苗ちゃんに確認したかったんだけど、今日はまだ会えていないんだ」

 ということは、まだ誤報の可能性が残っているということだ。さすがに夏休み直前の赴任というのはあり得ないだろう。

 二人で頭の上に「?」マークを乗せていたところ、控室の外開きの扉が開いて、西條先輩が入ってきた。

 西條先輩は身長百六十五センチ前後、真っ直ぐなセミロングの黒髪の右側面を、大きめの髪留めで常にまとめている。性格は前にも説明した通り物静かで控えめであり、下級生にも丁寧な言葉遣いは崩さない。

 眼鏡の向こう側にある瞳は、常に柔らかい笑みを湛えている。外見および性格から分かるように、非の打ちどころのないお嬢様であり、実際に親は仙台でも有名な会社のオーナーである。

 そんな西條先輩には二つ、残念なところがあった。

 一つ目は、一度決めたことはなかなか曲げようとしない頑固さである。

 上級生と同級生の抗争の結果として他の同級生が一斉に退部する際も、西條先輩は弓道を止めるという選択肢はまったく考えなかったという。

 そして二つ目が、それはもう致命的なほど天然ボケなのである。

「どうしたの、二人とも悩ましげな顔をしているけれど」

「ああ、西條先輩は聞いていますか」

 加奈ちゃんは新しい先生の噂を先輩に説明する。

「そうらしいですね」

「驚かないんですか」

「そんなに大変なことなのですか」

 西條先輩は小首を傾げて、右手の人差し指を顎に当てる。まかり間違うと「貴方、どこのどなた様?」と言われかねない仕草だったが、それが似合ってしまうからお嬢様というのは恐ろしい。

「えっと、うーん。そう真正面から聞かれると別にそんな大変なことではありません」

「そうですか。ああ、よかった。私が知らないために大変失礼なことをしたかもしれないと心配しました」

「え、大変失礼なこと、ですか?」

「はい。私はご本人から直接それを伺いましたので」


 ――ご本人!?


「あのう、先輩、それはいったいどういうことで?」

「昨日ですが、練習が終わって皆さんが帰った後、最後に鍵をかけようとしていたところに、ご本人がいらっしゃったのです」

 

 *


 西條先輩から聞いた話をまとめてみると、以下の通りとなる。

 そのご本人は、三笠みかさ祥子しょうこと名乗った。

「お帰りのところを邪魔しちゃってごめんなさいね」

 三笠先生は、皺の目立たない滑らかな顔で笑った。

「この学校に赴任することが決まって、今日はもろもろ手続きと事前打ち合わせにやってきたのだけれど、懐かしくなってつい弓道場に立ち寄ってしまいました」

 大きな目と大きな口がとても印象的である。パッと見は二十代後半かと見間違うほどだが、首筋の感じから推測するに四十代ぐらいだろう。

 癖のない黒髪が肩のあたりで風に揺れていた。前髪が真っ直ぐ切り揃えられているので、市松人形のように見える。

 身長は百六十五センチぐらいだろうか。全体的にスレンダーなのに不健康な感じがしない。むしろ、アスリートのしなやかな強靭さを感じる。落ち着いたグレーのスーツがよく似合っていた。

「ああ、弓道部OGの方ですか」

 帰宅時間に余裕のあった西條先輩は、穏やかに応対した。

「そうなんです。ところで、今の部員は何人ですか」

「二年生は私一人です。三年生は引退して、後は一年生が五人いるだけです」

「全部で六人?」

「そうです」

「そうかあ――」

 三笠先生は上を向いて、はあっと息を吐く。

「――噂には聞いていたけど、これは大変だわね」

「あの、噂ってなんでしょうか」

「ああ、それほど大した話じゃないのよ。在仙の同級生から時折弓道部の情報を教えてもらっていたのだけれど、最近は目立った活躍がないと言っていたので」

「そう、ですね。私が言うのもおかしいですが、今は全然ですから」

「二年生が一人ということは、貴方が今の部長さんかしら」

「はい、選択肢がないのでそうなっています」

「まあ、自虐的」

 三笠先生と西條先輩は、そう言って顔を見合わせて笑った。

「あ、中をご覧になりますか」

「いえいえ、そこまでは結構です。今日は立ち寄っただけですし、これ以上貴方を引き留めるのも悪いから。私ももう帰ります。あ、そうそう、部長さんなら現役部員の皆さんに伝えておいて頂けるかしら」

「はい、なんでしょう、三笠先生」

「明後日に顧問が赴任するので宜しく、と」


 *


「こっ、こっ、こっ、顧問ですかぁ!」

 加奈ちゃんが、首を絞められた鶏のような声を出す。私は声も出ない。

「そうですよ、そう言ってましたよ」

「四十代というと、確実に私たちと二十は離れていますよね」

「私の推測だけど、三十は違うんじゃないかな」

「うわ、四十代後半じゃないですか。うちのお母さんとそんなに変わらない」

 そこで私もやっと正気に戻る。

「そ、そ、それよりも三十年前っていったら、うちの弓道部の黄金期じゃないですか」

「あら、そうですね」

「そうですね、って西條先輩――」

 私たちが入部してからそれほど経っていないが、今まで弓道部のOGが道場に来たことはなかった。

 それがいきなり大昔の黄金期の卒業生で、よりにもよって先生かつ顧問としてやってくる。

 しかも――明日。

 これは大変だ。理穂ちゃんや早苗ちゃん、かおりちゃんにも早く伝えないと。

 私がそんなことを考えていたところに、ちょうど早苗ちゃんがやってきた。

「みんな知ってる? 明日、終業式だっていうのに新しい社会の先生が着任するんだってよ。しかも、四十七歳の弓道部OGで、そのまま弓道の顧問になるって――」

 そこで室内の空気を感じ取ったらしい。

「あれ、もう情報漏れてる?」

 と慌てた顔をした。

 私を含めた三人は、同じことを考える。

 ――その正確な情報、どこの誰から仕入れたの?


 *


 弓道部に新しい顧問が来る。


 速報は、その日のうちに弓道部全員に共有されたが、さすがの早苗長官もそれ以上の追加情報を入手するいとまがない。

 全員が何とはなしに消化不良な思いを抱えたまま、一年生第一学期の終業式を迎えた。

 終業式の日は、朝一番に各クラスでホームルームを行なった後、全校生徒が体育館に集められる。

 学年毎、クラス毎に整列する際、私は右手側の先生の列を見回してみた。すると、末席に見慣れない女性の姿がある。

 ――あれが噂の三笠先生かぁ。

 早苗情報によると四十七歳という話だったが、西條先輩情報の通り、遠目だと確かに二十代後半に見える。

 終業式は冒頭に校長先生による「夏休み期間中の注意事項」のお話があるが、もちろん内容は中学生の頃とほとんど変わり映えのしないものなので、こちらは基本的にスルー。

 続いて新たに着任された先生からのご挨拶ということで、三笠先生が壇上にあがった。

 その過程で、体育館の中が少しだけざわついた。

 三笠先生が先生方の列の前を歩いて、

 体育館の舞台への階段を上り、

 中央に準備された演台に立つ。

 それだけのことなのに、その間の所作の一つ一つが誰の目から見ても颯爽としていたのだ。うなじから背筋までが真っ直ぐに伸び、歩く速さもゆったりと落ち着いていた。

 壇上で一礼する際のお辞儀も折り目正しかった。

 三笠先生は、全校生徒のほうを涼やかに見回して第一声。

「皆さん、こんにちわ!」

 よく響く声につられて、生徒のほうからも、

「こ、こんにちわあ」

 という気の抜けたような声があがる。

 三笠先生は、その様子にちょっとだけ苦笑すると、

「本日付で仙台第一女子高校に着任しました、三笠祥子です。担当する科目は倫理社会です。私も本当は堅苦しい科目は好きではありませんが、残念ながら大学での専攻が心理学ということで、選択肢が限られてしまいました。三十年前にこの高校を卒業したOGです」

 と一気に言い切った。

 三十年前というところで、またちょっとざわつく。あちこちから「えー、見えないよね」という囁き声が聞こえてきた。

「さて、倫理社会以外にもさっそく担当を頂きました。弓道部の顧問を拝命しておりますので、部員の皆さんには後ほどご挨拶に伺います。それでは、宜しくお願い致します」

 と、三笠先生はこれも滑らかな口調で言い切ると、やはり折り目正しくお辞儀をした。生徒も釣られてお辞儀する。

 徹頭徹尾、三笠先生のペースに載せられて、全員が呆気にとられている間に「新任のご挨拶」は終わってしまった。


 ということで、放課後。


 今日は終業式だけの予定だったから、午前十一時には身柄を解放されていたけれど、部員全員がそのまま速攻で弓道場に集まった。

 もちろん三笠先生の来襲に備えてのことだ。

 前日から「こうなるだろう」とは予測していたので、微妙に整理整頓はしてあるものの、さすがに付け焼刃で依然として雑多な物が溢れている。まるで現在の部員の心境そのままだ。

「どうせならば、こちらからお迎えしましょうか」

 と、西條先輩が教員控室に出向いていたから、それを待つ一年生部員は落ち着かなかった。

「なんか挨拶の時、先生すごかったよね」

 加奈ちゃんがおかしな語順で上ずった喋り方をした。興奮している時の彼女の癖だ。

「そうだねー、なんだが格好よかったよねー」

 かおりちゃんが加奈ちゃんの興奮気味の様子に引きずられることなく、いつもののんびりとしたマイペースで応じる。

「年に似合わず、相当はつらつとしていたね」

 と早苗ちゃんが皮肉を込めて続くが、発言がネガティブなのはいつものことなので誰も気にしていない。

「それに、年齢相応の落ち着きがある先生だったねえ」

 理穂ちゃんが軽く早苗ちゃんのフォローをする。早苗ちゃんと理穂ちゃんは中学校が同じで住んでいるところも近い、昔からの知り合いだ。

 私はそれをなんとなく聞いている。

 いつもの弓道部員の会話の流れ。

「先生をご案内しましたよ」

 道場の外から西條先輩の声が聞こえてきた。


 室外の弓道場というのは、的が日光で見えづらくならないように、的面が北向きになるように設計されることが多い。もちろん、仙台第一女子高校弓道場もその向きになっている。

 従って、弓を引く場所――射場は開口部が南向きになる。

 射場の西側左手には畳三畳の小上がりがあって、頭上にはいつの頃からあるのか分からない、古びた神棚が飾られていた。

 そして射場の西側右手に控室がある。

 射場の北側は中央部が四枚のガラス戸になっており、巻藁練習から的前練習に移行する時はここから出入りすることが多い。

 そして、射場の東側左手には本来の弓道場入口玄関がある。この玄関は外部からのお客様しか使わないし、それゆえお客様が考えられない現在では、ほぼ使えない状態にまで物が放置されていた。

 西條先輩は、そのような背景もあり、先生を北側のガラス戸から案内していた。

 弓道部一年部員全員の背筋が伸びる。

「こんにちわ!」

 三笠先生がガラス戸の向こうから、やはり涼やかな声で入ってくる。

 そして、射場に一歩踏み込んだところで――


 一瞬だけ微妙な間があった。


 普段よく見る、部屋に入った時の「あ、何か臭う」という間の開き方だった。特に、終業式の際の先生の滑らかな動作を見ていたので、余計に気が付いたのかもしれない。

 ――あ、先生が何か一瞬だけ考えた。 

 私がそう思ったぐらいなので、おそらく他の部員も気が付いたに違いない。

 しかし、三笠先生は特に顔色を変えることもなく、にこやかに射場内を見回して、

「わあ、造りは昔のままだね」

 と、懐かしそうに見回した。

「この道場、私たちが弓道部に入部した年にできたんだよ」

 ということは、築後三十年経過していることになる。道理で暑さ寒さに弱い訳だ。

「改めて自己紹介しますね。三笠祥子と申します。昭和五十八年に弓道部に入部しました」

 例の見事なお辞儀に、私たちも釣られてお辞儀する。

「今の部長さんからはお話は聞いていますが、部員は六名ということですね。全員お揃いのようですが」

「はい、揃っています。こちらも自己紹介したほうがよろしいですよね」

 西條先輩が切り出す。

「ではまず私から。部長を務めています二年の西條香奈枝さいじょうかなえです」

 西條先輩はお淑やかに前で両手を重ねて、良家の子女っぽく礼儀正しいお辞儀をした。

「副部長を仰せつかりました、一年の桑山理穂くわやまりほです」

 理穂ちゃんは元気よく頭を下げる。まるで柔道の「はじめ」の挨拶のようだ。

「会計係の藤波早苗ふじなみさなえ、一年です」

 早苗ちゃんは頭を傾けるようにして横にお辞儀をする。これは長い髪が顔に垂れないようにするためである。

「備品担当のー、一年のー、浅沼あさぬまかおりですー」

 かおりちゃんは目を細めてにっこり笑いながら挨拶をした。

「無職、一年の篠島加奈しのじまかなでっす」

 加奈ちゃんはなぜか右手をあげながら、飛び跳ねるような挨拶をする。

「えー、同じく無職、一年の阿部美代子あべみよこです」

 私は大人しくぺこり。

 全員が挨拶を終えると、三笠先生がおもむろに切り出した。

「さて、挨拶が終わったところで、新任顧問としては今後の弓道部の運営方針を、徐に語り始めようと思うわけだけれども――」

 全員が固唾かたずを飲む。

「――とはいえ、急にあれこれ言っても、できないよね」

「はあ」

 今度は全員の気が抜ける。三笠先生は西條先輩のほうを見ると、こう尋ねた。

「夏休み中の予定はどうなっているのかしら」

「あ、はい。月曜日から金曜日まで、午前中に練習の予定です」

「あら、熱心なのね」

「まあ、他に予定があったら休んでも構わないので」

 西條先輩は申し訳なさそうに言った。実のところ、去年の夏は全員参加のほうが珍しく、いつも一人か二人は欠けていた。二年生一人と一年生だった西條先輩だけ、という日もあったと聞いている。

「じゃあ、明日は金曜日だから練習があるのね」

「はい、そうなります」

 三笠先生の目が細くなる。なんだか怪しげな輝きは気のせいだろうか。

「ふうん、それはいいわね。それじゃあ――まずは基本から、ね」

三笠先生はにっこりと笑うと、声高らかに宣言した。


「明日、弓道場の大掃除を行ないます! もちろん、道場内だけでなく控室から看的、安土あづちも対象ですから、汚れてもいい格好で来て下さいね!」


 部員全員が、

「えー、大掃除ですかー!?」

 という声を上げたが、私は一人だけトーンが違っていることに気が付いた。

 その「異なるトーンのぬし」のほうを見ると――理穂ちゃんが歓喜の声とともに、全身から『やる気のほむら』を立ち昇らせていた。


 *

 

 <作者註>


 弓道場の「あづち」ですが、本来「垜」と書くのが正です。

 しかし、この字は環境依存文字で、お使いのパソコンの日本語環境によっては正しく表示されない場合があります。そのため、誠に不本意ながら「安土」と表記しました。

 弓道家の皆様は、心の中で自主的に変換をお願いします。

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