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キョウリュウジャーが十周年らしいですね


 『獣電戦隊キョウリュウジャー』が十周年らしいですね。
 YouTubeの東映オフィシャルで配信が始まったり、ガブリボルバーが再販されたりと盛り上がってます。現在放送中の『王様戦隊キングオージャー』にもかつてのメンバーがゲスト出演するらしいです。

 また、YouTubeの方では、セレクション配信もしてます。ちらりと見ましたが、飯豊まりえちゃんが大真面目に戦隊やっていて笑える。しかも、今では考えられないくらい演技がたどたどしい!


 『キングオージャー』にどれくらいのメンバーが出演するのかは分からないのですが、たしかキョウリュウピンク役の今野鮎莉さんは芸能界引退されているはず。このために復活していただけるのでしょうか? カクレンジャーの鶴姫みたいに。


 今野さんといえば、以前動画サイトで「平成の戦隊のピンクとイエローの可愛い子ランキング」みたいなものがあって、それに寄せられたコメントで、

「平成の戦隊のピンクとイエローはみんな可愛いだろう。キョウリュウピンクが微妙なだけで」

 というのがあり、不肖雲江斬太、大爆笑させていただきました。


 さらに、敵の幹部キャンデリラの声をCV担当していた戸松遥さんが、人間態役でご本人出演される回があるのですが、それを見た友人の「こっちの方がピンクより可愛いじゃないか」という失礼かつ率直な感想にも爆笑させていただきました。


 ただですね。
 キョウリュウジャー放映開始直後の雑誌のインタビューで今野さん、こんなこと言ってたんですよ。
「足が頭の上まであがるように、いまから練習してます」

 これ、なんの話かといいますと、戦隊にはいくつかお約束があります。
 昔は、変身前のキャストの方がじっさいに中に入る、すなわちスーツを着て演技する回ってあったんです。
 有名なところでは、『超人戦隊ジェットマン』の名乗りポーズでご本人様方が入っていて、イエローが異様に太っているとかありました。

 が、その後『五星戦隊ダイレンジャー』で、ストーリーの展開上変身できない回がありまして、この「変身できない回」もお約束なんですが、このときダイレンジャーの五人は、変身できないにも関わらず、名乗りを決めます。
 しかも、ダイレンジャーは全員中国拳法の遣い手なので、酔拳のポーズとかもあるもんだから超難易度。それを五人の俳優さんたちがやるんですが、めちゃくちゃカッコいい。
 以来、素面名乗りがお約束のひとつになっています。

 当然『獣電戦隊キョウリュウジャー』でも、最終回で素面名乗りがあります。
 その名乗りで、キョウリュウピンクの名乗りポーズが、内側から外側に回す半月蹴りなんですが、これが頭の上まで足をあげるんです。

 すなわち、最終回でやる素面名乗りの練習を最初の四月の段階ですでに始めていたというわけなんですね。

 そして最終回。
 今野さんのキョウリュウピンクの名乗りポーズ。
 見事に足が頭の上を通過してます。ちょっと下からの煽りでしたが、それでも見事でした。



 ひとつ追加で解説させていただきますが、戦隊物の名乗りやアクションなんですが、「切れっ切れで凄い」と感動されている方おられますが、大抵の場合、スピードをいじってます。
 ただ、たまにスピードいじってないのに、凄い速い人とかいるんですけどね。



 本日は久しぶりにエッセイ『斬太が斬る!』https://kakuyomu.jp/works/1177354054886848556を更新しました。今年のコンテストの実況はこちらで進める予定です。
 去年連載した『カクヨムの星』は、現段階では非公開のままにしようと考えてます。

 理由は簡単。あまり人に読まれないようにするためです。
 去年やった自主企画を使う☆の集め方は、あまり大きな声ではいえない手法でしたから。


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