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「故地奇譚」21-6.姉弟石

月聖石の性質及び郁たちのペンダントについては、18-1「月聖石」の通りです。
・質のいい月聖石には、生成過程の近いもの≒元々同じ石だったものを近づけると強く光るという性質があります。
・郁の推測通り、祖父コトゥドの両親は同じ石を割った月聖石をペンダントにして、シハラとミゲィド、コトゥド兄弟のそれぞれに与えました。
・月聖石の性質を知る前に、郁はミゲィドの息子のオルゲィにペンダントを見られてます。

オルゲィからその連絡を受け取ったシハラは、それを利用して今回郁がコトゥドの血縁であることを証明してみせた、と。
言葉で追及しても「大噓つきちゃん」は言い逃れるだろうと見越してのことです。

なお、その大嘘つきちゃんは「ペンダントがたまたま光った」的な言い逃れは、無駄と判断してます。
確率論的な問題+嘘も隠し事も引き際を見極めないと余計追い込まれるってことで。

郁自身がわかってない、郁が江間に対して引っかかっているところも、シハラは全部お見通し――次回は今回色々しくじって、そのシハラにいいようにやられた江間です。


さて、GWが明けて日常が戻ってきました。

とはいえ季節ものには乗らにゃ!ということで、柏餅を食べました。
柏の葉の独特の香りをかぐたびに、幼い頃の記憶@4歳(多分)が蘇ります。

三月に桜餅をもらい、葉っぱをはがそうと苦心していたところ、
 →母「それ、食べられるのよ」
 →「!!」

二か月後、柏餅をもらい、
 →(今度は大丈夫、私、賢い! 葉っぱは食べられる!)
 →母「それ、どう考えても食べられないでしょ……」
 →「!?」

ちまきをもらう
 →母「それ、食べれないからね……?」
 →(今度は騙されない、私、賢い!)
 →「!?」

そう、桜の葉は大丈夫、柏の葉は脈以外それなりに大丈夫、けど笹は文字通り歯が立たない――パンダって偉大だよね。

ちなみに、母はするなと言われて即笹にかじりついた私を前に、「この子、アホかも」と真剣に悩んだそう。
ばれてるばれてる。

――とまあ、久々に戻ってきたらこんなですが、デフォルトってことで引き続きよろしくです。
ちなみに、よろしくしないのももちろんありです。
うん、イメージ壊れるって怒られた&嘆かれたこと、何回もあるからねー、あははは←懲りない

じゃ、この季節、お天気も素敵ですが、五月雲はさらなり、五月雨もなおってことで、今日も良い一日を!  緑が綺麗だー。

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