• 異世界ファンタジー

天錦宝史伝 更新です

 鞘から剣を取り出し、藍は眼を開けた。昴の声を合図に、無数の小さな炎が闇に向かって飛び、その先にある物体に突き刺さる。
 人のものではない吠え声があがり、篝火の光の元に、ついにやつらが姿を現した。
 茶の皮膚。骨と皮だけの手足。鋭い爪と牙と、独特の臭気。
「人妖か」
(本文より)

長らくお待たせしました。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054884385187/episodes/1177354054884975453

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