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制作裏話136話(ネタバレあり)

https://kakuyomu.jp/works/1177354055109386092/episodes/16816452218675384972


できれば135話を読んでから、お読みください。


136話における主人公の悩みは、そのまま作者の悩みです。

「ムラキ、どうしよっかな・・・」
135話を書き終えた時点での私の率直な感想です。

ムラキというキャラクターは、特に何か意図を持って作ったキャラクターではありませんでした。
相手が魔王しか考えてなかった頃、アクセントとして深く考えずに登場させたキャラクターです。
昨今の転生物に対するアンチテーゼ的なものは、軽く含んでいますが。

「高校生」が「トラックに轢かれて」「転生」
とはいえ、事故に関しては事実に基づいたものにはしました。
昔の同僚ドライバーが加害者です。
夜間配送のドライバーが明け方拠点に帰る途中で起こした事故です。
被害者の方は即死。
遺族の方たちとは未だに和解できず、加害者はムショ暮らしです。
・・・怖いですね。

話が逸れました。
ムラキはもっと性格を悪くする予定だったのですが、だんだん真面目でコミカルな感じになり、前章では主役にしてもいいぐらいの存在感を放ち始めました。
そうなると問題になるのが、物語の中での立ち位置です。
「ムラキ、どうしよっかな・・・」
悩みがそのまま主人公のセリフになりました。

救ってくれたのがヒロインのセリフです。
「とにかく、ちゃんと話がしたい。 でなきゃ、何もわからない」
基本的にキャラクターのセリフは、頭を捻って考えているわけではなく、閃きです。
私も助かりました。
深く考えるのは止めにしました。

いずれ、ケンジィ&レイラのペアと、ムラキ&闇のペアが出会い、話をするでしょう。
そのときに何が起きるのか、作者も楽しみです。

行き当たりばったりの当小説、今後どうするかは決めていません。
構想では、多分中盤にもなっていないかもしれません。
アホみたいに長くなるかもしれません。
ただでさえ、どうでもいい話で何話も引っ張る作者ですから(笑)

何かの縁で読者になってくれた方、ゆっくりではありますが続けます。
作者もオッサンですので、死ぬ前に完結できるといいな、と思っています。

物好きな方、お付き合いいただければ幸いです。


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