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ラブライブ日記2022/06/30

どうも、坂神です。

ついに先日『ラブライブ!~虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』2期が最終回を迎え、激しい虚脱感に襲われてしまう今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

いやーマジで終わっちゃいましたねアニメ『ニジガク』2期……。
もう完全に抜け殻状態ですよ私は。
全編丸々ライブエピソードだった最終回、もちろん非常に楽しかったし大満足なのですが、ファンとしては祭りのあとみたいな気分でちょっとしんみりしている感じです。

ただ一方で『ニジガク』じゃなく『サンシャイン』の方の話なんですけど、過去にエイプリルフール企画として扱われていた「幻日のヨハネ」が2023年にアニメ化決定だそうで、正直メチャクチャ腰抜けたし、大笑いしてしまいした。
オイオイそんなスピンオフありか? もちろん楽しみですけど(笑)。

ていうか「幻日のヨハネ」がアニメ化するんだったら、優木せつ菜主演で「レジェンド・オブ・ニジガク」や「紅蓮の剣姫」のメディアミックスも充分あり得るのでは?

うーん、とりあえず『サンシャイン』は今後もしばらく色々ありそうだというのはわかったので、ひとまず『ニジガク』の次が知りたい……まあ率直に言えばアニメ3期か劇場版が来てくれってことなんですけど……!



と、それはさておき。

今回は以下三点、ご報告を。



1)「G’sこえけん」音声化短編コンテスト応募作、完結しました。

短編ながら全6話で2万字ありましたので、1週間足らずの短期集中投稿といった感じで連載してみたわけですが、いかがでしたでしょうか。

全体のストーリーに関しては、とにかくヒロイン2人がボケツッコミの掛け合い会話を繰り広げ続ける内容で、これといって深いテーマも何もありゃしないのですが、まあこれも「音声化を想定したコンテストで何を求められているのか」という部分で悩んだ結果です。

その判断が正しいのかどうかはホント謎なんですが(たぶんコンテストの結果が出れば判明するんでしょうが)、結局「美少女系コンテンツのオーディオドラマとして聴いてみたいと思えるかどうか」を自分なりに考えたらこうなったわけです。
オチもシンプルにして、ひたすら女の子同士のバカバカしい掛け合い会話に注力した短編を目指して完結させました。


まああとはですねーこの短編については、Web小説向けの新しい文体を模索するための、ある種の練習で書いた部分もあります。

というのはですね、私って元々の文体はかなり地の文が多いタイプで、むしろ地の文書くの大好きマンなんですよね。
でも前回のカクヨムコン(第7回)を経験して、やっぱWeb媒体では会話文中心の、スマホのちいさい画面でサクサク読める書き方で攻めていかないと、特にWeb小説におけるラブコメというジャンルでは勝負するのがなかなか厳しいなと。かなり今更ですが痛感しまして(白目)。

それで、どこまで地の文を削りながら会話のノリだけで軽く読んでもらえるか、そういう方向性の訓練もしておこうかなーなどと考えつつチャレンジしてみたんですよね。
まあWeb発表のラブコメジャンル以外の小説では、今後も元々の文体を維持していくつもりなんですけど。


2)「5分で読書」短編小説コンテスト2022応募期間が終了

先日こちらのコンテストも終了していましたね。
参加した皆さん、お疲れさまでした。

私もミステリー部門に参加させて頂いていたのですが、締め切り翌日時点における応募総数はどうやら2412作品だったみたいです。
尚、そのうちミステリー部門のエントリー作品は(私が確認した範囲では)745作品。

期間中には他の応募者さんの作品もいくつか読ませて頂きました。
しかし色々な応募作を読んでいくと非常に参考になるのですが、同時に「自分の書いた短編はあれで本当に良かったのか?」って感じで自信なくなってきますね(白目)。

いや自分自身では自作が気に入っているし、書きたいものを書けたと手ごたえは感じているんですけど、結局コンテストって主催側から要求されている方向性に沿ってなくちゃ、受賞できないっていうのがあると思うので……。


3)最近読んだミステリ小説の話

フレデリック・ブラウンの短編集『不吉なことは何も(創元推理文庫)』読んでました。
かつては『復讐の女神』というタイトルで刊行されていた作品らしいのですが、新訳版刊行にあたって改題されたようですね。

ちなみにこの短編集の原題は『Nothing Sinister』だそうで。
それを邦題では『復讐の女神』としていたそうです。表題作の本文中にはなるほどギリシャ神話の「復讐の女神」ネメシスに言及しているくだりもあるのですが、とはいえ新訳版の題名の方が原題に沿っていて違和感ないなと思います。

あと古典ミステリに詳しい方ならご存じでしょうが、ハヤカワ文庫にも『復讐の女神』なる邦題を冠した作品がアガサ・クリスティのマープルものにありまして、そちらは原題がまんま『Nemesis』なんですよね。
そっちの方がストレートに『復讐の女神』ですし、けっこう紛らわしいからフレドリック・ブラウンの短編集が改題になったのは、個人的には大歓迎です。

さてそれはそれとして『不吉なことは何も』ですが、大変面白かったです。
フレドリック・ブラウンは短編集『真っ白な嘘』が有名ですけれども、個人的には『不吉なことは何も』の方が刺さる作品は多かったかな。

私はWeb上でミステリを投稿する際には、いわゆる「日常の謎」系青春ミステリの短編を書こうとすることが多いのですが、そういったものを勉強すればするほど基礎の大切さを再認識するというか、特に古典ミステリを知っておくことは重要だなと痛感します。



などと、毎度ながら以上のような調子でお送りしましたが、前回の近況ノート以後、拙作をお読み頂き、レビューや評点、応援などをお寄せくださった皆様には、心より御礼申し上げます。

以上、坂神でした!

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