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本物川小説大賞レポート

本物川小説大賞講評でました〜!!

(説明すると本物川小説大賞とは作家大澤めぐみ先生を総元締とするインターネット概念ギャング達で日々小説で殴り合って楽しいみたいな愉快な大会です)

今回の評議員様は大澤先生と藤のよう先生と藤沢チヒロ先生の御三方でした。

藤のよう先生の「先生のお人形」(漫画)
はスーパーエモエモのエモなのでみんなもよろしくな!

24. 藤原埼玉 『薄恋慕鬼』

 雰囲気の演出はとてもうまいですね。文体と世界観がマッチしている。ときどき描写が疎かになって「うん?」ってなるところはあるので、エモと情景描写をバランスよく回していけるようになるともっとよくなるかなぁ。現段階で完全に完成しているとは言えないけれど、方向性は間違ってなさそうなので、このまま継続していけば良くなっていくと思います。今後の成長が楽しみな書き手さん。

 描きたいシチュエーションがハッキリ定まっていて良かったです! キャラ萌えシチュ萌えで刺さる人がいるんじゃないでしょうか。鬼に変ずる場面では変化や描写そのものが少々平坦かなと思いましたが、それがキャラクターの性格というならそうなのかもしれません。わたしの好みを言うと、もっと「鬼」らしい狂気というか精神の壊れ方をしてもいいかなと思うんですが。

 切なくてきれいな百合作品。ところどころ、大事なシーンなのに描写がちょっとだけ足りなくて、「これは檻の柵に顔が引っ掛かっている状態でキスしてるのかな……?」と、イメージに努力を要する部分があったのは惜しかったです。



>今後の成長が楽しみな書き手さん
うああああああああああああああああ

頑張ります!(ちょろい)

コメント

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