三郎

「めんどくさいのが、えっちゃんだからね。ちょうどいい頃迎えに来ようと思ってたんだ。そろそろかなって」 　私はこうやって、いつも瑠花に救われる。 　同性との関係をカミングアウトし…

すべての子どもが先生に敬意を払ってくれるとは限りません。心ない言葉を容赦なく吐かれ、満足のいく授業ができるのは年に数回。そんな割に合わない職場で起きる、実話です。

企画に参加するために書き下ろさせていただきました。きっと、幸せな人生ができたという人が、他人に対しても嬉しいアドバイスができるのではないかと思いました。

「乙女ゲームのヒロインですけど、悪役令嬢のことが好きじゃダメですか？」 乙女ゲーム「Revolution」の世界にヒロイン、レイ＝テイラーとして転生した社畜OL、大橋　零。 彼…

初投稿です 性的マイノリティー同士の話です 全ての性的マイノリティーに配慮した話でも、道徳的な話でもありません 等身大の少女の話です

「────私は、君を好きになることはできないよ」 そう言った私に、それでもいいと言ったのは彼女だった。性交渉も、キスも、ハグも恋人らしい行為は何もないけれど、それでもきっと私たち…

「マスクをはずして」の二人（悠と春香）の続きのお話です。 https://kakuyomu.jp/works/16817330654406466559 ※読んでなくてもお楽し…

中小企業で働いている山本明美（26歳、恋愛経験ゼロ）は、超真面目でお堅い元エンジニアの社員。昨今のペーパーレス化対応のために、経理課で使われる事務用ツールの作成に追われていた。そ…

反LGBT、の友達へ。

LGBT、の友達へ。

どんどんどん！っと展開が読みを裏切っていく短編を書きたかったのですが、技術が足りなすぎて不完全燃焼。どう構成したらもっと良くなるかアドバイス募集しています。

「ミルクティーが甘くなるように水飴を溶かすから。」 4つの物語を順番に読んでいけば、この言葉の意味が分かるはず。 ミルクティー、ラムネ、砂糖水、水飴の4つの「甘さ」とそれに伴…

そう遠くない未来の日常の話。 “あたし”と“なっちゃん”はとある特務機関に所属する十年来の戦友である。 ある晩、二人はいつものように喫煙ルームに立ち寄り、仕事終わりの一服を入れよ…

＊本作はオメガバース作品です。本編に入る前にオメガバースの基本設定および本作での独自設定について簡単に解説をしております。 αの両親の元に生まれたニカイドウ・アキトは、α同…

七夕祭りの夜、紅葉は幼馴染みの絵七と一緒に神社の裏山にいた。絵七から発せられた言葉で、紅葉はある決意をする。

女の子がなんかポッキーゲームするだけの百合短編です。

《※書籍版とは一部内容が異なります※》 宮城は週に一度、クラスメイトの仙台に五千円を払う。 五千円は仙台の三時間を買うためのもので、宮城は彼女に命令をする権利を得る。 スクールカ…

ジューンブライドにまつわる小説という企画がありましたので、応募してみました。ちょっと企画の趣旨にあっているか不詳ですが、とりあえずやってみた。６月の花嫁、素敵ですね。

僕はある日、たまたま立ち寄った図書館で、一冊の日記を見つけた。 ちょっとしたいたずら心で書き込みをすると、持ち主から返事が。 その子は、日記の中で『ひなの』と名乗った。 そうして…

　２７歳になる柴田祐希は、妹の結婚を機に自身も婚活をすることを決意するが、２０代での結婚にこだわることに次第に疑問を抱いていく。 　結婚に悩むアラサー女性に読んでほしい作品。

小学校からずっと弱っちいと思ってた男友達。 中学校に入ったら、クラスが遠くて少しだけ疎遠になった。 二年生で同じクラスになって、昔と変わらないと思っていたのに、なんだか。なんなん…

雪山で道に迷った瞽女が、一夜の宿を借りたのは……。 ゆきのまち幻想文学賞第29回佳作。この度主催者様の許諾を得ましたので、ご一読いただければ幸いです。

同性愛者の美咲はある日、性自認をする前に付き合っていた幸介と、とあるカフェの前で出会う。昔とは少し雰囲気が違う幸介に美咲は少し違和感を覚えるが、やがて心惹かれていく。

いろいろなお題をもとに深夜のテンションで書いていく、読み切り短編集です。 不定期きまぐれ更新です。

この物語の顛末は、たった一文に集約される。 夫が私（妻）を愛してしまったので離婚させていただきます。 以上だ。 この一文を読んで、多くの人はこう思うだろう。 『夫が妻を愛して、…

乃愛が同性が好きだと最初に話したのは祖母だった。 カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ お題「88歳」用に書いた話です。

女子高生の結花奈は悪魔を召喚して 彼女がほしいとお願いしてみたのですが⋯。 カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ お題「お笑い・コメディ」用に書いた話です。

和樹。君はどうしてそんなにも愛しいの？ カッコよくて、可愛くて、無防備な君は、僕の右斜め前に座っている。 「和樹が好き」 その一言が伝えられず、ただ秘かに想いを寄せる僕は、と…

カクヨーム王国はクリエイティブな物書きと、その物語を読むことが大好きな人々が住んでいるどこかにある架空の国。 自主企画「「戦争のない平和な世界になりますようにと、優しい「祈り…

好きだったけれど、あなたは私を見ていなかった。 カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ お題「第六感」用に書いた話です。

お母さんなってから、お母さんの味のありがたみがわかったお話です。

　2月17日（木）から、「カクヨムサポーターズ」制度が始まりました。この制度を簡単に要約すると、読者側からみると、月額課金することで、 ・特定の作者に「ギフト」と「応援メッセー…

　ある小さな国の小さな町。 　そこには魔女という生き物がいる。 　人よりも遥かに長く生きて、超常の力が扱える。 　そんな魔女の抜け道に迷い込んだ少女、リオン。 　そうして…

大学1年の夏。冷たい雨の降る夜、身体を温めることを口実にして。 私と彼女との関係は始まった。

昴は大学で小学校の同級生・瑞穂と再会した。喜ぶ瑞穂とは対照的に、昴は嫌で嫌で仕方がなかった。なぜなら、一番会いたくない初恋の人だから。 トラウマとなった出来事は、小学校時代のバ…

自分がMだと気付かないが故に恋愛がうまくいっていないとある百合社会人の話

　的葉高等学校に入学した秋田優は、入学式に同じクラスの渡理歩に視線を奪われてしまう。優は理歩を視線で追うようになり、理歩のそばに一人の女の子がいることに気づく。その女の子は、真面…

大学生・圭は、彼女の執着心に疲れていた。不満を言えずにいた圭だったが、二人の恋は急展開を迎えることになる。

普段、百合小説を書く砂鳥はと子の 日常で感じたことや思ったこと、経験したことを綴るわりと、いやかなりどうでもいい話。　 百合はないよ。 タイトル少し変えました。

双子あるあるや双子ならではの実体験を、つらつらと書き綴っていきます。 双子である作者の考えや身に起きた事を書いていきますけど、おそらく全ての双子に当てはまるというわけではありま…

「キス禁止で頑張ろうね」 　二十四歳の秋。憧れの会社の先輩と両想いになると同時に、プラトニック・ラヴ宣言をされてしまった。 　茫然自失。今にも枝から飛んでいきそうな枯れ葉…

　曰く、恋には賞味期限があるそうです。 　それは生まれてから大体、三年ほど。 　その間、人の頭と心は大興奮。 　胸が高鳴って、恋した相手の全てが素敵に見えてしまうそうです。…

頭の中でごちゃごちゃと散らかっているものを放出する日記帳のようなものです。 心の整理のために書きます。 読んでほしいような、読まれたら恥ずかしいような。 人生に悩みまくっているの…

気難しいが内気でもある幼稚園児、なずな。 いつもひとりぼっち。実はさびしいが、自分から周囲に声を掛けたり甘えたりはできないため、“自分はみんなからの嫌われものだ。でも寂しくなんか…

この恋はもう諦めたはずだった・・・それなのにまた君に恋をしている。 高校二年生になった亮太は一年生のころ大好きだった彩絵と席替えをきっかけで話すようになる。君と話しているときが楽…