瀧川 鯉舟

【ゆえに生まれた子どもは眼球を持たない。代わり、眼球が収まっているはずの空洞には無数のバクテリアの抜け殻がガラス玉のような塊となって埋まっている。薄水色に透き通るそれはこの世のも…

理由もなく愛したものは、理由もなく去っていく。 もっとも悲しむべきは愛に理由のないことである。

男が盗みに入る話です。 軽く読んでください！

裏切られて死にかけた元冒険者が、用心棒に身をやつしているって話。

練習用。頭の体操。 毎日公開！頑張ります。目指せ1年。多分1年で終わり ⇒無事1年経ちました！お付き合いいただきありがとうございました！ 深くを気にしてはいけません。感じてくだ…

お盆の晩に百物語をすることになった四人の大学生。そのきっかけはメンバーの一人、飯山啓介が見つけてきた「百物語アプリ」だった。四人によって次々と語られる百話の怪談。そして、その最後…

一口サイズ。 一話で完結しますが『掌小説になりたかった』の方に置くのも噛み合わないと思ったので新しく設置。

自分をすり減らしながら生きる金を稼ぐ女と、 その女に生かされている年下の男の話。 ※性描写あり。レイティング設定中です。 ※この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨する…

はじめまして。 普段、読書をしない人間が 日記を始めたのをキッカケに 文字に起こす楽しさを覚えました。 そんな人間の空想や理想、表現と共に 不思議な世界を楽しんでください。 …

月～金　毎朝更新（予定）の、ショート学園四コマコメディー小説です。 気軽にのんびりとお楽しみください。 出席番号２５番　保坂立哉（ほさか　たつや） 　　　　　　　恋か友情か？　…

137文字以内の手乗り怪奇小話群。 Twitterで呟いた『呟怖』のまとめです。 ホラーから幻想系、不思議な話、人怖など。 貴方の心に引っ掛かる、お気に入りの一篇が見つかると大…

◆餌って何だろう。 負のスパイラルをシニカルに描きました。 ◆主な登場人物 真白小雪（ましろ・こゆき）：ヒロイン。 真白善成（ましろ・よしなり）：小雪の父。 ◆安佐ゆう様企…

砂漠の街でキャラバンに参加して独りで生きている少年、サルファ。 キャラバンから帰還した日に出会ったのは、カーニヴァルに踊り子として滞在している乙女・アリージュ。 サルファはアリー…

☆平日ほぼ毎日更新の一日一作SS集（基本は朝） ☆恋愛、友愛、家族、一人のんびりほっこり何でもあり。基本ほのぼの傾向。 ☆百合薔薇桜（男女）鈴蘭ほかいろいろ。 ☆ロマンシ…

コロナ禍で、部活ができなかったり、登校できなかったり、制約ばかりの生活の中、それでも恋をしている高校生たちの姿を描く140字小説。 冬から春、夏、秋、そしてまた冬へと、四季の移…

三の国の勇者ニコは、平和な時代に勇者は無用と城を追い出されてしまった。 悠々自適に生活しようと思ったのも束の間、手渡された僅かな退職金は直ぐに底をついてしまう。 仕事があると期待…

「告白」というお題で書きました。

儀式に選ばれた少女と大地の交流の話。 ※過去に書店の店舗特典として元の話を書きましたが、店舗から公開の許諾を得ましたため、一部修正のうえ、公開いたします。

甘くて苦い、ある一日の出来事だった。 俺の下駄箱から、上履きが無くなっていた。 「お困りのようだね……。黒崎少年」 困っていた俺の前に現れたのは、中学からの同級生で、よく暇を…

本当にあった話です。産経新聞の地方版に掲載されたのも事実。短い話なのでぜひご一読を。

小説家になろうにも投稿しています。 　主人公である小学生の僕がコンビニ帰りに大量のバッタを見ました。街のいたるところがバッタによって潰されて、人間も殺されていきます。

【あらすじ】 「今夜、百物語をやろうぜ」 とあるサークルの合宿で、そんな言葉が噂の様に流れた。 その噂を聞きつけて集まった物好きな七人が、夜通し怪談を話していく。 さて、百個の怪…

オカルト雑誌『月刊フォボフィリア』の編集者、安城朱理が取材した怪談集。 ※作品の都合上、今作においての執筆者は『安城朱理』となっております。

……恐怖しか感じない。 時々でいいので後ろも振り返ってみて下さい。 増えてたりしますので、 あ、あと、よければ選択肢の時は一言コメントくださると嬉しいです。 ……選択肢で結末…

いつもの日常は突然のゾンビ大量発生で壊された！ゾンビオタクの格闘系自称最強女子高生が、生き残りをかけて全力疾走！おかしくも壮絶なサバイバル物語！

いろんな意味で町中の有名人な医師の目井さん。 今日もいろんな患者様方を助けたり助けなかったりします。 超不定期更新です。 (この作品に登場する怪我や病気、治療法などはほぼすべて架…

　かつて、祖父の田舎で八尺様と呼ばれる祟り神に遭遇した経験を持つ高校生、浅井雅紀（あさいまさき）。 　地元高校の美術部に入り、平和な生活を送っていた彼の前に、再び八尺様が現れる。…

突然に訪れてくる誰かや何かの存在は、ある。

幼馴染の彼女に浮気された挙げ句見捨てられた少年のお話。

｢セットで私はいかがですか？｣ 日野杏太郎は自分の耳に入ったその言葉を、ただの聞き間違いだと思っていた。 しかしその翌日、目の前にその言葉を発した本人である澤盛海琴が現れ、ただ…

裏社会を牛耳る人物の始末を引き受けた殺し屋。彼は良かれと思い、弟子に仕事を引き継がせる事にしたが……

部活帰りの3月下旬、春一番に私の髪はなびいた。そこに一緒にいたのは憧れの先輩だった。

ショートショート。このお話単体でもお楽しみいただけますが、先にアップ済みの「ストレス」をお読みいただけると、何倍も楽しめると思います。登場人物はかぶっていますが、落ち着いた前作と…

仕事もしたくない。彼女もいない。休日は引き籠もるのが俺の日課。 そんな生活を紹介するぜ！

【僕は世界が滅ぶ瞬間を真剣に想像してみる。空は何色だろうか。風はどのくらい吹いているだろうか。温度は。においは。音は。誰かの声は聞こえるだろうか。もし僕がそのときカメラを持ってい…

どうしたら落とせるか。どんな言葉に落とせるか。落としてみる。落としてみないと始まらない。とにかく書いちゃ、描いちゃ〜ええぃ。

短編です。男の子が釣りに行く話です。

今日は母の日です。そんな感謝の気持ちを伝える日には、ちょっとしたスパイスも必要だと思いませんか。一日は「私」にとって、どうしようもなく塵芥の積み重ねでしかないのです。

スケープゴートたち、一夜の懺悔室にて

『お姉さんって可哀想』 土曜出勤途中のある日、一人の女性は小さな男の子に心無い言葉を投げつけられた。 純粋な目で、なんの悪びれも無く───。 彼女は決意した。この子に自分が…

火傷という自傷行為にふける男の話です。

久しぶりの再会で思わず盛り上がるアラサー無職女子の会話。

五月の雨に打たれる者たち

どうして、こう成ってしまったのか？ とある男性の一部分を書いてみました。

　LEDと大きなガラス窓からの陽射しで宝石のように煌めくエントランスホールは人で溢れ返り、あちこちから上演を待ち焦がれる声が漏れていた。 　この劇場の中はまるでパーティーのような…