梧桐 彰

すんごい面白かったです。 この時代をあまりよく知らなかったので新鮮というのもあるのですが、キャラクターがどれも一本筋が通っていて、イベント毎にその個性が発揮される。わざとらしくない…続きを読む

生活の大半を天文台に生きる青年タンフウの話。 何かを欠いて生き、どこか憂鬱で怠惰なようにも見えるその背景が徐々にみえていく。事情がわかるにつれて、ああ、これはこういう話なんだな、…続きを読む

中華風後宮ものというのは陰のあるところが面白いところなのかなあと漠然と思っていた。 なので美貌の少女、母は死亡とくると、やっぱりそうか薄幸の子が悲惨な目に合う話かと考えていたんだが…続きを読む

売ってるものも含め、ここ数か月で読んだ中で一番面白い読み物だった。 EU離脱というマクロなテーマと毎日のメシというミクロなテーマ。なんという魅力的な題材か。考えてみれば、多くの日…続きを読む

まさしく恋愛ものらしい恋愛ものでした。
ものを書くならこのレベルで書きたいものです。

未来の執筆の世界がこんな風だったらいいなと思いました。面白かったです。

すばらしい短編。
主人公がいい。とにかくいい。

読み応えのある短編でした。うまいし、技巧的なだけでなく心がこもっている感じがある。

これは……ここから主人公が修羅の道を行くフラグ！

そういう人だったんですねw

大学にいた頃、黙々と套路してた人を思い出しました。
たくさん人入るといいな。

やべえ超おもしれえなんだこれwww

やっぱ古月さんのヒロインいいわぁ。
そしてこの喜劇的なセリフまわしも。
「鄧暁はわりと本気で驚いた」とか結構ガチで吹いた。

あとえっちでよかったです(*'▽')

自然な会話に自然な展開、意外なオチ。
ラブコメ読んだなって気持ちに満たされました。このキャンペーンのなかでは一押しかもしれない。

意表ついてて面白かったです。
お幸せに！

文章も発想も結末も面白かったです！
SFらしい短編でした！

なかなかに皮肉の効いた話でござった……！

こういう話好きです。すごく真に迫っていてゾクッとしました。
やはりこの作者の書くものはいい。

音楽家の挫折と苦悩が真に迫ってました。
胸を打ついい短編ですね。

ちょっとひやっとする話でした。フクロウをこう持ってきたか。

テーマはよくあるものですが、語り口が上手で引き込まれました。
素直に面白いと思える良作では。

小洒落てんなあとか思いつつも、展開にはしてやられた感。面白かったです！

力を失ったヒロイン女神さまがとてもかわいい。小動物系ですね。主人公とくっついたりはなれたりのラブコメ要素がとても微笑ましかったです。 素直に展開するさわやかラブストーリーで、読後感…続きを読む

マンガ意識してる感じの軽快なラブコメ。 この手のタイプの基本的な要素を抑えつつ、珍しい舞台を闊歩する個性あふれるキャラクターが面白かったです。セルケト、メジェド、ホルスあたりがお気…続きを読む

まあ本筋はあまりゾンビではありませんが。
硬質な筆致で展開とラストも整った粋な短編でした。面白かったです。

何をひねってくるのかと思って読んだ。
何もひねってなかった。

ウガー！

武道武術を撤退して信憑性のある歴史的な文献から読むという試みは多くないので助かります。 創作の題材収集ではいつもお世話になっていますが、より深い部分を知ることができるのは嬉しいです…続きを読む

ああ、やっぱり俺はこの人の作品が好きなんだなと再認識。 わかりやすい感情の描写と、意表を突いた設定、すっと落ち着くラスト。そのくせありきたりではない、ハッキリとした個性あふれるカラ…続きを読む

銀鏡 怜尚さんはもはや先生と呼ばれたほうがいいと思う。 刑務官と受刑者の話ですが、どうも受刑者は冤罪ではないか……？　という雰囲気から始まります。 臓器が抜かれた遺体。態度の悪…続きを読む

なんか詩みたいなんだけど、微妙な皮肉も織り交ぜられてて。

秋保さんの長編は三本読みましたが、今回は特にヒロインがよかったです。 この作品、随所に読者を飽きさせない工夫が織り込まれていて（主に脱ぐという点んで……）ついそっちに目がいってしま…続きを読む

カクヨムでリスペクトしてる人は？ と聞かれたら、そこであげる人の中には必ず冬村さんがいる。それは物語にカラーがあるからだ。 小説を読むときに、自分の予想がつく世界、気軽に楽しめる…続きを読む

本当に題材をいろんなところから引っ張ってくるなあ。一次大戦、音楽とくるとラベルの左手のための協奏曲とかを思い出しますが、そうした中へ巧みに恋愛要素的な部分を差し込んできたのも好感で…続きを読む

とにかくいい。 カクヨムで読んだ作品の中では間違いなくトップクラスだ。 この小説はまわりでとびきり評判がいい。 まわりというのは、如月芳美と交流のあるカクヨム作家たちのことである…続きを読む

一部まで読みました。 とにかく主役二人がよく書けていて、確執の背景とそこから至った経緯が面白く、うまいです。次章以降につながるキャラクターとの出会いも自然で、しかも配役的な類型があ…続きを読む

流石というか、人形の話なのになぜところどころにアレの話が入るのかと思ったら、なんとそういうことでしたかという。 それにしても奇水先生が書くものは全て奇水先生らしさがあふれている。そ…続きを読む

タイトルから予想したよりは淡々と進むストーリーでしたが、CTFにあまり明るくない身としては、出題される問題の難易度や考え込むポイント、評価基準などが色々とわかり、個人的にはとても楽…続きを読む

戦前の空気といえば軍靴の音などに代表される不穏さがまず出てきますが、ここに描かれている世界はその基本を抑えつつも、筆者の遊び心がふんだんに込められているなと思いました。 ちょっと…続きを読む

とにかく驚いた。二度読むと二度楽しいw

まず大学生の大学生活がリアルですねー。 大学生ってオタクに対する偏見や共感が一番暴走する時期かなーとおもうんですよね。そちら側に行くか、行かないかっていう。私も学生時代にそんな葛…続きを読む

主人公とその周囲の身なりや行動、時間軸などを考えつつこれが伏線？これも？と頭をひねりながら読んでしまいました。ホラー的でミステリ的で見どころいっぱいです！

分類は伝奇。ファンタジー的な設定と展開ですが、内容は硬派ですね。で、まずとにかく文章がいい。それはもうとにかくいい。19世紀ロンドンの作品は定番の舞台で私もたくさん読みましたし私も…続きを読む

この手の作品は必ずどこかで失速すると思っていたのですが、いやはや中盤も後半も粘る粘る。 風土に由来するネタを巧みに組み合わせてヒロインにやらせるだけやらせて勝ち逃げのように終わる。…続きを読む

禁猟というのは難しいテーマの一つだと思う。なにしろ人間が人間の都合で決める規則だし、そのどこまでが妥当かなんて人によって感覚が違う。 なので異世界であってもイデオロギー的なものがど…続きを読む

架空の話なんですね。

名前のセンスもオチのつけ方も笑いました。発想の勝負ですね。短いながらも味わい深い。見事です。