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ポルとルズアの二重奏「4-7 月夜」更新

 4章7話を更新しました。
 そろそろもう少し早く近況ノートが書けるようになりたい。4章最終話を書いていたら遅くなりました。おかげで4章完結まで書ききれました。ありがとうございます!
 今回はやっと初めてミチルがポルたちとコミュニケーションらしいコミュニケーションをしました。もう出発するって言ってんのに……


 今回は特に掘り返すところがないですね! ですので学校の話を少しします。

 ミチルたちが行っている学校は、年齢的には初等学校レベルのことを教える学校です。
 これまで学校に行っている登場人物はメルだけでしたが、メルが行っている学校が中流階級以上が通う公立のちゃんとした学校なのに対し、ミチルたちが通っているのは、村人が村の子供たちを集めて開いている民間の学校です。

 村の人口の少なさゆえに、エコールの土地を治めている貴族には公立学校を建ててもらえず、距離的にも到底王都の学校に通うわけにいかないので、村人たちが自分で学校を作ったわけです。
 むろん、子どもも十数人くらいしかいないでしょうから、学校というより寺子屋って感じです。空き家とか、使っていない倉庫を使ってやっているんだと思います。

 考えてみれば、そんな学校で公立学校と同じようにガチガチの学問や教養を教えているとは思えないですよね。
 文字の読み書きや初歩的な算数と、あと地理はそれなりにしているでしょうが、あとはいい羊の見分け方とか、川から水を引く方法とか、星を見て時間と距離をはかるやり方とか、エコールでの生活に密着したことを教えていそう。

 でも、それが全部高度な学問の基礎なわけですから、ここで頭角を現した子は王都のいい学校にやられるのかもしれません。
 定期的に視察にくるお役人の目に留まって、そのまま貴族や上流階級と同じ学校に下宿先付きで行かせてもらえることもありそう。
 下宿できない場合は、エコールから辻馬車や馬に乗っていける日だけ王都の学校に行くとか、そういうパターンも大いにありそうです。


 さて、前回の更新から応援や閲覧ありがとうございます!
 前回の更新からの間に、関西コミティアに一般参加してきました。お会いした方、ありがとうございました。そろそろイベントにも慣れてきたので、もっとフットワークを軽くしたい。
 いつも応援していただいている方にお会いする機会が増えて、とても楽しいです。

 次回の更新は来週末です。
 今後とも二重奏をよろしくお願いいたします。
 

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