お騒がせしております。申し訳ありません。
主催者である犀川よう様から頼まれました、今回の『第一回 さいかわ卯月賞』から「感想を書きたい作品」を一作選ぶ際、不備がみつかったため選考のやり直しを行います。
どこに不備があったのか、説明します。
西野ゆう様の『春の毒』について
最初に作品を選んでいたとき、暗い部屋の中、PCを前にしながら、A4の広告の裏紙に、作品タイトルをひらがなとカタカナを使い、書き出していました。
途中、ボールペンのインクが出なくなりましたが、暗くて気づきませんでした。
後半の終わりがけにようやく気づき、新シペンで筆圧を頼りに上からなぞりました。
春からはじまるタイトルは十六と複数あり、長いタイトルは短く書いていました。
筆圧だけでは正しく読み取れず、見落としてしまいました。
その後、書き出した一覧を頼りに、選考を続けました。
なぜ、記載漏れといえるのか。
『春の毒』と書いたことを思い出したからです。
当時は紙に書いたまま、失念した状態で選考を進めていきました。
完全なる、私の落ち度です。
西野ゆう様からのコメントをみたとき、選んだはずなのにと思って確認し、ミスに気づいた次第です。
月井忠様の『春を望む男』について
四月三十日の夜、『第一回 さいかわ卯月賞』に応募されているサイトの一覧を確認しました。
翌日、五月一日に確認したとき、前日にはなかった作品『峠道』『拝啓、花泥棒さんへ。』『夜桜の下で、もう一度。』に気づきました。このとき、締め切りに間に合っているにも関わらず、月井忠様の『春を望む男』を見落としました。
完全なる、私の失態です。
現在確認できているのはこの二つですが、不備が見つかった以上、選考をやり直します。
重ねて、西野ゆう様、月井忠様、主催者の犀川よう様、参加されているみなさま、申し訳ありませんでした。
ご承知のように、私には受賞作を選ぶ権限はありません。
感想を書きたい作品を選んでいます。
どのように選ぶべきか悩みまして、一般に行われている選考のやり方を参考にしてみました。
今回、選考をやり直すに当たり、感想を書くための基準で選ぶべきだと考えを改めました。
次に、選考のやり方を書きます。
応募作品を、各ジャンルごとに分類します。
・現代ドラマ
・恋愛
・ファンタジー。
・時代もの
・SF
・ホラー
・ミステリー
ミステリーはなかったと記憶していますが、再度確認します。
各ジャンルの中から、一作ずつ、作品を選びます。
基準は二つ。
一、テーマ「春」を描いているか
二、面白いか
『さいかわ卯月賞』のレーベルカラーがわからないので、広く万人受けする作品を選びがちになります。それだと、現代ドラマか恋愛ものになり、他ジャンルが不利になると考えました。
各ジャンルごとに、テーマの春を描きながら面白い作品か、それだけで選び直します。
それぞれのジャンルから、一作ずつ選び、感想を書きます。
みなさまには、大変ご迷惑をおかけしました。
本当に申し訳ありません。
実際、私の体調はといえば、ぶり返しは続いておりまして、今も37.2度の熱があります。
それでもやめないのは、作家のみなさま方が心血を注いで作品を作り上げたように、読む側も骨身削って血反吐を吐こうとも、一度かかわった以上、投げだすわけにいかないからです。
仕事のミスは、仕事で返すしかありません。
みなさま、再選考することをお許しください。