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短編を紹介します

勧められた短編を読みにいきまして、その内容のすごさに驚きました。
うーむ、同題異話SRに参加していたときに、短編で何かを印象付けるのってすごく難しいなあ、と思っていて。
じゃあ長編ならそれができるという訳ではないですが、とりあえず物を語ることはできるかも、という感じなのですが。( ̄▽ ̄;)(←へっぽこ)

勧められたものってやっぱりいいですよね。
長編はなかなか手が出にくい人も、短編なら読みに行きやすいんじゃないかな。

……という訳で、今でも印象に残っている『短編』を紹介してみることにしました。
で、「交流の無い方の作品」に絞っています。
スキマ時間に読んでみてくださいね!

●人との遭遇(だんぞう様)
https://kakuyomu.jp/works/1177354054901298838
 ジャンル:SF 文字数:19496字(1話)

 1話2万字弱は重い……はずですが、一気に読めました。区切った方がいいとは思う、だけど内容は文句なしに素晴らしいです。
 私が読んだときはまだ★0状態で、唖然としました。
 何でこれが評価されてないの!?……と。

 ファンタジーな世界とあるはずの無い現象ですが、感情の動きや描写がリアルで、本当にこんなことあるかもしれない、と思いました。

●サンダルでダッシュ!(螢音 芳 様)
https://kakuyomu.jp/works/1177354054914124028
 ジャンル:現代ファンタジー 文字数:21772字(6話)

 同題異話SRで書かれた作品。タイトルとのマッチングも見事ですが、内容がとてもテンポがよく、小気味いい。
 だけど主人公と周りの人物とのやりとりも胸にくるものがあって、シリアスコミカル両要素で楽しめる作品ですね。

 企画期間内では4話で完結となっていたのですが、その後続きが読めて、きちんと完結しています。
 またその終わらせ方も見事でした。オールハッピーエンド!

●願いをさえずる鳥のうた/壊れやすいちっぽけな生き物(秋色 様)
https://kakuyomu.jp/works/1177354054919091498
 ジャンル:現代ドラマ 文字数:7698字(2話)

 引き籠りだった主人公の少女の扉が少しずつ開かれていく作品。
 作中で鳴っているいくつかの音が印象的で、主人公の心情の変化とともに複数の音や声が溶けあっていく、素敵な雰囲気の作品です。
 心温まる物語。

 フォローしたつもりがしてないことに気づいて
「あれっ、どこ行ったー!?」
と慌てました。自分のレビューから探して見つけました。
 忘れずにフォロー、と。( ̄▽ ̄;)

●おいしいピザトーストの作り方(十一 様)
https://kakuyomu.jp/works/1177354054884854335
 ジャンル:ミステリー 文字数:18979字(3話)

 これが今回勧められて読みにいった作品です。
 まず、尋常じゃなく文章力・描写力が高くて読みごたえがあります。
 ミステリーというと、ちりばめられた謎、ヒントの割り振り、そしてそれらすべての解明というストーリ展開に意識がいきがちですが、作中の謎はたった1つ。
 しかしその「謎」が持つ意味には登場人物の性格がすごく関係していまして、何て言いますかね……この登場人物でなければ成立しない話。

 そしてその「謎解明」後にのっけられたものが、鍋の後の雑炊のようなさらなる美味しさを……って、いや違うな、シメではない、あえてシメない感じの引き算加減というか……うーん、とにかく絶妙でした。
 仮に、読んでいる途中で最初に提示された「謎」がわかったとしても、ぜーったいに最後のコレまでは読めない。でも情報は確かに提示されている。
 物語を形作る全ての要素、全方向に配慮が行き届いている作品、という感じです。
 うーん、唸るしかない。

 この作品に関しては、上記のようにコメントが難しくて相手先に残せませんでした。全然まとまらないんですもん。( ̄~ ̄;)

 という訳で、恐らく最初で最後であろう、おすすめ作品紹介をやってみました。
 ぜひ読んでみてくださいねー。(^▽^)/

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