森陰五十鈴様（
https://kakuyomu.jp/users/morisuzu）との共同制作『ＦＬＯＵＴ』。
★森陰五十鈴様作
『ＦＬＯＵＴ』オーパーツ監理局事件記録～SideＧ：触れたい未知と狂った運命～
（
https://kakuyomu.jp/works/1177354054918744987）
★加瀬優妃作
『ＦＬＯＵＴ』オーパーツ監理局事件記録～SideＬ：揺らぐ未来と封じられた過去～
（
https://kakuyomu.jp/works/16817330648367429812）
このたび、森陰五十鈴様がイメージイラストを作られたのです！
世界観にマッチした、とても素敵なイラストです！
コチラで公開されているので、是非見てみてくださいね！ ρ(￣▽￣*ρ)
（
https://kakuyomu.jp/users/morisuzu/news/16817330664992278385）
というわけで、前にちょっと妄想していた「その後のグラハムとリュウライ」をひとつ。
短いですけどね。d(￣▽￣;)
＊ ＊ ＊
グラハム
「あのー、リュウくん？ 物は相談なんだけどさ」
リュウライ
「何でしょう？」
グラハム
「もう真冬じゃん？ 車移動に変えない？」
リュウライ
「変えません」
グラハム
「うがっ、即答！」
リュウライ
「シャル島は雪が降りませんし。必要ありません」
グラハム
「いやー、ほら、でもさすがに寒いでしょ？」
リュウライ
「慣れました」
グラハム
「俺は慣れてないのよ」
リュウライ
「特捜任務を始めてまだ二か月ですしね」
グラハム
「いやそっちじゃなくてね。それに、ほら、車なら被疑者をそのまま連行できるしー」
リュウライ
「特捜任務は裏取りですから、逮捕は稀ですよ。前の一件は途中で公になったからであって、特殊事例です」
グラハム
「いや、ま、そうなんだけど。それにさー、ほら、デートにも便利だし！」
リュウライ
「…………」
グラハム
「うっ、その冷めた目はやめてー。傷つくから」
リュウライ
「おかしなことを言うからです」
グラハム
「おかしいかな？ リュウくんだってそろそろお年頃、そういうことも考える……って、おーい！」
リュウライ
「さっさと行きますよ。次の現場が待っています」
グラハム
「うー、寒い、寒いよぉ。お肌が引き攣るぅぅ……」
＊ ＊ ＊
グラハムさんは車移動の助手席ばかりでしたが、特捜任務となるとリュウライと行動することになるのでずっとバイクなんだろうな、と。
そしたらそのうち愚痴るかもしれないなぁ、とそんな妄想をしていました。d(￣▽￣*)
森陰様によると、グラハムは車は頑として買わないそうです。免許は持ってるそうなんですけどね。
ちなみにリュウライも車の免許は持っていますが車を買うことはないでしょうね。だってバイクの方が身軽ですし、それで事足りますから。
ではでは、お粗末さまでしたー。m(_ _)m