新作『愚か者たちの戦場 ～狂悪なる黒竜の女王と、皆殺しの聖女～』を公開しました。
https://kakuyomu.jp/works/16817139556122702489実は新作と言いつつ本当はリメイクなのですが、物語の構成は抜本的に見直していますので、実質タイトルが同じ新作であるという認識です。
ジャンルとしては近世ヨーロッパ風味の戦争ものダークファンタジーで、以前執筆を完了させた『最後の騎士』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054889739372の正式な続編です。
かの冬期遠征から十二年後が舞台ですが、相変わらず戦争してます。戦争なんで人も死にます。作者の嗜好で剣と鎧と銃と残虐描写には自然と力が入ってます。
私の執筆目標である「死闘の果ての虚無」に加え、今作では「戦争の終わらせ方」「市街戦」「人間の狂気」をテーマにしています。正直、今の私にそれを書く技量と書き切るテンションがあるのかは甚だ疑問ですが、とりあえず自分なりに納得できるものが書ければいいな、と思っています。
副タイトルにあるように、主要人物に女王陛下と聖女様は登場しますが、大半は男（おっさん）、しかもだいたいろくでなしです。ですが、私が書きたいものというのが男どもが泥臭く戦う様なのでそこは仕方なし。
まずは第一章で物語の方針は固まったかなと思います。お読みいただければ幸いです。