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中世日本舞台の伝奇「霊衛衆遺文」第六話「其の陸 旅の一座との出会い」を公開しました

 こんばんは。
 中世日本舞台の伝奇「霊衛衆遺文」の第六話「其の陸 旅の一座との出会い」を公開しました。
https://kakuyomu.jp/works/16818093074750507934/episodes/16818093076891295752

 旅の一座の頭領は、持者(女装の男性占い師)の観音丸(かんのんまる)。
 相棒の、傀儡子(人形使いの女性)の青蓮御前(しょうれんごぜん)。
 拾った二人の童子、男の子が比羅璃(ひらり)、女の子が由羅璃(ゆらり)。

 何故か、彼らの素性が、託宣の神の血を引く紫乃若宮の力でも見抜けない。
 怪しい……
 かなり怪しいですよ。

 ちなみに青蓮御前の「青蓮」というのは、熱帯産の青いスイレンのことでして、これはお釈迦様の瞳の例えとして使われます。
 お釈迦様の目は青かったのですね。
 青蓮御前も、今でいう中央アジアあたりの生まれで、髪がくるんとカールしていて、目が青いのです。

 さて、観音様とお釈迦様の瞳を持つ人と拾った子供という組み合わせの旅の一座ですが、有難いお名前のままに信用して良いものかどうか。
 皆さまは、彼らの正体をどう推理されますでしょうか?

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