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趣味の物書きの、お手軽な空白行の入れ方

【執筆中のつぶやき】

前回、うだうだと、「趣味の物書きと空白行」について語りました。
その続きです。
――が、前回を読まなくても分かる、単なる「つぶやき」でございます。

Web小説らしからぬ、つめつめ文章で投稿していた私が、カクヨム以外の「某サイト」で、空白行を入れることを決意しました。

しかし!
総文字数は、なんと、150万文字超(※)! の超大作!
エピソード数は、300話近い!

※空白行を入れる作業をしたときは150万字でしたが、現在は160万字を超えています。
 半年くらい前の第二部完結後に、空白行を入れて、それから今までの間に、第三部 第一章を投稿したので増えているのです。


この膨大な量の文章に、どう手を入れるのか!?


私の取った方法は、これです。

「改行」を「改行改行」に置換する。

具体的には、「正規表現」に対応しているエディタ(私が使ったのは『サクラエディタ』)で、「\r\n」を「\r\n\r\n」に置換しました。(※)

※「\r\n」や「\r\n\r\n」の「\」は、私のテキストエディタ上では、「¥(円マーク)」なのですが、カクヨムのエディタ上では、「\ (バックスラッシュ)」になっています。どちらも同じものです。

正規表現で、\rは復帰 \nは改行 を意味します。
「改行」というのは、正確には「改行復帰」で、次の行に移るのと、先頭に戻る、ということです。
ただし、これはWindows環境での表記で、LinuxやMacだと、また違うようです。


置換は一瞬なんですけどね、小説サイトへは1エピソードずつ、上書き投稿していかなければいけないので、これを300回近くやったわけです……。

300話も再投稿するのは、まったくもって、お勧めしません。大変でした。
が、普段の投稿の際、私がやったように「改行」→「改行改行」にして空白行を入れている方がいらっしゃいましたら、「正規表現を使って、一発置換」は楽なので、お勧めです。


余談です。

『サクラエディタ』は、軽い上に、かゆいところに手の届く変換(正規表現やマクロを組める)や、ファイルをまたいでの検索(表記ゆれをチェックするのに便利)が得意なので、愛用しています。
(MS-DOS上でもできるけど、さすがに面倒臭い)

ですが、執筆には『TATEditor』を愛用しております。名前の通り、縦書きで執筆できます。(横書きにもなります)
カクヨムにアップする形式でルビを打ち込めば、その場で、ちゃんとルビになるのが凄い!(好き)

……執筆が縦書きだから、空白行を入れないほうが好き、ってことになるんだろうなぁ……。
(でも、「縦書きで読むのが好き」とおっしゃる方も、それなりにいらっしゃるようなのですよ。そういう方には、私の文章などはオススメ……って、図々しいか)

ちなみに、私は基本的には横書きで読んでおります。
ただ、「あ、これは、縦書きで読んだほうが読みやすいなぁ」と思ったら、縦書きにします。



【更新予定】

 ハオリュウを囲んでの、ガーデンパーティは最高だった。
 とっても素敵な、夏の思い出になった。

 でも、そのあと。
 ハオリュウと、ふたりきりで話しているときに、私は――。


『di;vine+sin;fonia ~デヴァイン・シンフォニア~』
  https://kakuyomu.jp/works/1177354054881135517

 第三部 海誓山盟

 幕間
  正絹の貴公子-2
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881135517/episodes/16817330657931752238
               (公開時間になりましたら、アクセスできます)

 明日、金曜日 20:20 投稿します。


※幕間『正絹の貴公子』(全4話)は、
 2023年7月7日 ~ 2023年7月28日 毎週金曜日 20:20 定期更新です。



【制作ノート】

 以下、恒例の執筆裏話「制作ノート」です。
(少しネタバレを含むため、スペースを空けます)












「正絹の貴公子」

このエピソードのラストで、エピソードタイトル回収です。
十二歳のハオリュウに、ここまで言わせるのもどうかと思ったのですが、これがハオリュウという人物だからなぁ……ということで、書いてしまいました。

いろいろ、語りたいような、語ったらダメだなぁ、というような。
そんなエピソードになりました。(というわけで、あまり語らないでおきます)

来週、投稿するエピソードは、「幕間は、一人称で」というルールを破っての、三人称です。
この部分だけは、どうしても、こう書くしかなかったのです。統一感がなくて、すみません。

次のエピソード~最後のエピソードの前半あたりが、『重要な裏話(?)』です。
(だからこそ、クーティエの一人称には、できなかったのでした)



【次回予告】

 レイウェンに呼び出され、ハオリュウは彼の書斎に行った。
 話題は、タオロンが専属の護衛になる件について。

 そこで聞かされた、レイウェンの真意は――。
 

『di;vine+sin;fonia ~デヴァイン・シンフォニア~』
  https://kakuyomu.jp/works/1177354054881135517

 第三部 海誓山盟

 幕間
  正絹の貴公子-3


 よろしくお願いいたします。

4件のコメント

  • 書き込みさせてください。私もサクラエディタとTateEditorの併用です。

    書くときはサクラエディタですが、まあ、検索やGrepもしやすいですから、いまはもうこれになりました。(自分で作った文字の資料とか、過去の記述でどうだったかなとか、統一できているか?とか調べるのに手放せません。)

    文字コードをUTF-8 BOM付にして保存しておけば、Win10や11でインデックス生成されて、検索も普通にコマンドラインでもできるので、バッチファイルでも扱える。

    で、読み直しながらの修正はTateEditorなのです。
    表示は17x37か17x42で、文庫本表示になるようにしています。
    昔の小説だと42文字が普通ですけど、最近の書籍は文字が大きくて37文字なので、それもやって読んでいます。
    なんか、執筆に同じ環境の人がいて、ちょっと安心しました。
  • 一縷 望さん
    コメントありがとうございます!
    また、今までも、たくさんの「いいね」をどうもありがとうございます!
    (変な「つぶやき」ばかりで恥ずかしい……。でも、嬉しかったです)

    そして、まさかの、サクラエディタとTATEditorの併用仲間が!
    「どちらか一方を使ってらっしゃる」のなら、ありそうなのですが、両方ともだなんて、びっくり。そして、嬉しいです!

    文庫本を意識して表示させるところも、同じです!
    私も確か42文字で設定して、だけど、なんだかの事情(目が悪くて、フォントサイズを大きくしたときだったかなぁ?)で、1文字減らして、今、41文字になっています。

    どちらのエディタもいいですよねぇ。
    それぞれのいいところ、使いたい機能で使い分けて、どっちも好き。

    同じ環境の方にお会いできて、本当に嬉しいです。
    コメント、ありがとうございました!
  • こんばんは~(*´▽`*)

    300話修正は大変でしたね……っ!(((((; ゚Д゚)))))
    すごすぎます……っ!Σ( ゚Д゚)

    私は機械音痴なので、執筆はひたすらワードです(笑)
  • 綾束さん
    おはようございますー(の、時間になってしまいました!)
    コメントありがとうございます。

    300話修正……あれは、クラクラしました。
    1話くらいズレていても、不思議ではない。
    むしろ、ちゃんと全部、正しく修正できたら、スゴイような……。
    ねぎらいのお言葉、ありがとうございます!

    ワードも人気ですよね。
    久しく使っていないので、私が知っているワードよりも高性能になっていそうです。
    スペルチェック機能とかが、確か得意だった気がします(うろ覚えー)。
    どのエディタも、それぞれの持ち味がありますよね。
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