このたび、ハナショウブ賞という小説の大賞を受賞しました!
ハナショウブ賞というのは三重県にあるopsol株式会社という会社が主催している賞で、今年が1回目の開催でした。出版事業の他に介護事業などもされている会社ということで、医療・福祉・介護をテーマにした作品に絞った賞です。
私が応募したのは介護をテーマとした長編小説。就活に失敗した大卒の男の子が不本意ながら老人ホームで働くものの、志望して入ったわけではないので辞めることばかり考えている。でも同僚のヘルパーや利用者さんと関わるうちに少しずつ考えが変わって……というお仕事小説です。
この作品、私が実際にヘルパーとして働いていた時の経験を元にしています(ちなみに今就いているのは別の仕事です。)。介護現場のリアルを伝えたいと思って書いたのが賞の趣旨に合い、大賞に選んでくださったようです。
書籍化もしてくださるとのことで本当に光栄。自分の経験が活きたこと、受賞という結果が得られたことに万感の思いです!
去年自費出版をしたので出版の経験はあるものの、今度は商業出版なのでまた少し違った経験になります。作品をどのように推敲していくか、どんな形で作品が本になっていくか、ドキドキでもあり、楽しみでもあります。
こうして結果を残せたことも、カクヨムで作品を読んでくださる皆さまの支えがあったからです。本当にありがとうございました!
刊行になればお知らせしますので、興味のある方はぜひ手に取っていただけますと嬉しいです!
ちなみに、賞や作品の詳細はこちらからご覧になれます。興味のある方は覗いてみてください!
https://opsolbook.com/hanashobu_novel_vol1-announce-2/