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近況、カクヨムコン、自主企画紹介

 この春から異動になって早2か月。4月5月は今まで働いてきた中で一番忙しいくらいだったのですが、最近になってようやく落ち着いてきました。執筆に充てられる時間は相変わらず少ないですが、この先さらに時間が経てばまた書けるようになるかな、と期待を寄せています。

 そんな中でカクヨムコンの最終選考結果がありました。私はライト文芸部門で、『ようこそたまご食堂へ』という作品が残っていたのですが結果は残らず。自分が読んでいる他の作家さんの作品はどうか、というとそちらも一つも通っていませんでした。私もその方々の作品もいずれも地の文多めの文芸寄りな作品なのですが、ライト文芸部門でもやっぱり選ばれにくいのでしょうか。改めて、自分の好きな作風はWeb小説界では少数派なのかなと思いました。

 でも少数派であっても好きなものは好きですし、結果にこだわっているわけでもないので、これからも変わらずに文芸寄りの作品を書き、読んでいくつもりです。数は少なくとも、自作を読んでくださる方がいるのはそれだけで嬉しいですし、自分が読む側でも、感性が似た作家さんや作品と出会えると仲間を見つけた気分になります。

 文芸寄りの作品を集める場として、『自然と読みたくなる作品を見つける場』という自主企画を開催しています。読み合いに拠らず、自分の意思で読みたいと思える作品を探すコンセプトのこの企画。100作品近い応募をいただいています。文芸寄りで作品を絞っているので、好みの作品が見つかるかもしれません。ぜひ覗いてみてください。6月16日まで開催予定です(6月末まで延長するかもしれません)。
https://kakuyomu.jp/user_events/16817330657184863772

 自主企画は月に1回くらいのペースで趣旨を変えて開催しています。どの企画も読み合い強制はなく、なるべく好みの作品が来るように条件を付けています。毎回違う企画を考えるのは結構大変なのですが、それでも趣旨に賛同した、という旨のコメントをもらえるとやってよかったなと思えます。企画の常連みたいな方も何人かいらっしゃり、少数派だからこそ、同じ立場の方の受け皿となれているのかなと実感しています。

 そんなわけで、今後も細々と書いたり読んだりしながら、似たような立場の方との交流を続けていければと思います。

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