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クラシック

四月に入りまして、いよいよ春競馬本番という雰囲気になってきました。

今年は地方でダートクラシックが新設になりますね。
私はそれが非常に楽しみです。

ただ手放しで喜んでいるわけではないんです。
最初にこのダートクラシックの詳細を見た時に実はかなりがっかりしたんです。

中央の芝の三冠は英国の三冠レースをモチーフにしています。
2000ギニー、ダービーS、セントレジャーS
最近ではセントレジャーは格が落ちまくって実質二冠になってしまってますが・・・

ダートで三冠といえば、競馬ファンがぱっと思い出すのはアメリカのクラシック三冠でしょう。
ケンタッキー(KY)ダービー、プリークネスS、ベルモントSの三冠です。
距離はそれぞれ2000m、1900m、2400m。
それぞれ開催場所はチャーチルダウンズ、ピムリコ、ベルモントパーク。

これに対し新設のダート三冠は、羽田盃、東京ダービー、ジャパンダートクラシックの三戦。
距離は1800m、2000m、2000m。
開催場所は全て大井競馬場。


どんな人たちが決めたのか知りませんが、センスが無いなと思いましたね。
GⅠ競争というのは頂点を決める競争ですよ。

例えばスプリントのGⅠである高松宮記念とスプリンターズSは、距離は同じですが、開催地は中京と中山と異なっています。
コースが違うとそれぞれ求められる力が異なることがあります。
ところが、大井2000mのレースを二回やるんだそうですよ。
同じ年に同条件でGⅠを開催する意味って何なんでしょうね?
意味が分かりません。

そもそも全部を大井でやる意味もわかりませんね。
GⅠは集客の目玉です。
それでは地方競馬は大井以外おまけといってるようなものじゃないですかね?

私なら羽田盃を兵庫チャンピオンシップに変更し、ジャパンダートクラシックは距離を2400mにしますね。

そもそも地方のGⅠって距離が1600mと2000mばっかりなんですよ。
こういうところもセンスが無いって思いますね。
1000mの電撃GⅠを開催してみようなんて案出ないんですかね?
2400mの長距離戦のGⅠを何で開催しないんでしょうね?
少しはブリーダーズカップを見習いましょうよ。


NARがいまいち流行らない理由ってこういうセンスの無さもあるんじゃないかって感じてしまいます。
ティンクルを始めた時のようなセンスが無いと、小手先のテコ入れだけではNARは先細ってしまう気がしますね。

コメント

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