『(仮題)1998年夏』 第6話 あなたを守りたいから(前編)(1)
https://kakuyomu.jp/works/16817139557044841741/episodes/16817330648745329730 20余年前に、映像作品を意識して書いたシナリオ、第6話前編を公開しました。
ご笑覧下さい!
1998年頃は、まだまだ、アナログ系の技術が身の回りで普通に使われていました。
音楽CDは '80年代から登場していましたが、カセットテープは健在、外出先で使うモバイルプレイヤーはソニーの "ウォークマン" が主流でした。デジタル音楽プレーヤーのアップル "iPod" が登場するのは2001年の事。
データ通信の分野でもアナログが健在。企業でも音声電話回線を使ってデータやFAXのやり取りをするのが普通でした。
通信を開始する際に「ピー、ガー、ゲロゲロ‥‥」と音がするのが懐かしい方は、今も大勢いらっしゃる事でしょう。
さて、「気象予報士」というのは、今も人気の資格の一つです。
天気予報は、昔は気象庁しか出すことが出来ませんでしたが、平成5(1993)年の気象業務法の改正によって自由化されて、それに伴い民間での気象予報業務を行う者の資格として作られたのが気象予報士です。
今でも難しい試験ですけど、設立当時も、なかなか厳しい、合格率の低い試験でした。
でも、天気という地球科学を職業にするための資格です。
天気予報に興味のある方は、挑戦されてはいかがでしょうか?