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『©ダブリ』第13話 あとがき

こんにちは。
なのるほどのものではありませんが、私です。
ちょっと別作品執筆を始めた『©ダブリ』作者です。
恒例の『©ダブリ』第13話の「あらすじ」と「あとがき」いってみよう!

第13話:『サイコロジカル・ピックインサート・プログラム』

【13話のあらすじ】
 父親である大蕗奔吾の情報を求め、彼の母校まで突き止めたマツリ達。しかし国光へ向かう約束の日の朝、マツリはメグに何も言わず彼のもとを一人去ってしまう。
 向かったのは、例の廃工場。マツリにとっては母親、そして楓の死を目の当たりにした場所であり、自分の原点のようなその場所を、改めて客観的に見渡した彼女はあることに気づく。――この工場は、何かを作るために作られたのではない。
 工場の謎に訝しみながらも、マツリはもう一つの事実に気づいてしまう。母親が死んだ場所付近に不可解なへこみがあることに。それは何か不穏な事実を孕んでいる気がして、やはり自分は化け物なのではという疑念を抱いてしまう。
 そのまま約束通り国光に訪れたマツリは、次々に国光での検査を受けさせられる。なかでもPPPと呼ばれる検査で、彼女は通常の脳ではありえない反応を示したマツリ。「ブラックカルテ ヌメロゼロ」であるという確証は得られないが、国光の研究者たちは彼女の異常性に警戒し始める。
 一方、国光の施設の中で、マツリはとある外国人の男の子に出会う。彼はドリーと言うブラックカルテのひとりで、「好奇心」に反応する化け物を脳に宿しているという。まだ得体のしれないドリーとの出会いが、今後何をもたらすのか……――。

【あとがき】
 まず、サブタイトルがPPPの正式名称です。本編では最後まで出てきません。というのもね、特に何も考えずに「PPP」なんて名前付けたんですよ、当時の私(女子高生)は。だからこうして何年もたって社会人になった私が、なんかいい感じの英語を当てはめて造語を作ることになるんですよ。……制作秘話です。
 さて新キャラについて、まだ多くは語れないのですがちょっと述べたいと思います。「ドリー」です。彼はドイツ人の男の子なのですが、ドリーはそもそも女の子の名前です。いろいろ事情があるのですが、特に気にせず男の子として扱ってあげてください。『©ダブリ』後半では、相当なキーパーソンになっていきますのでどうぞお見知りおきを!
 
『©ダブリ』のイラストまとめてます~
https://twitter.com/i/moments/1009827900785229825
http://3hikidashi.web.fc2.com/galleria/doppio/002.html

ここまで読んでくださりありがとうございました。
今後とも『©ダブリ』におつきあいくださいますと幸いです。
また、新作も公開しますのでよろしければそちらも是非。

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