• 現代ファンタジー
  • 恋愛

『©ダブリ』第6話までのお話

こんにちは。
なのるほどのものではありませんが、私です。
『©ダブリ』作者です。

『©ダブリ』第6話まで公開しました。
第5話、6話「長谷川 寥は怖れない」のダイジェストや、あとがき等を徒然なるままに書いてみたいと思います。


【5話、6話のあらすじ】
 過去に母親を殺してしまったかもしれないという思いから、自暴自棄ともいえる感情で「恐怖」を感じなくなってしまっていたマツリは、メグにそのことを打ち明け、受け入れてもらえたことから、正常に「恐怖」を感じるようになる。
 それはすなわち、「メグの左手の化け物が反応する対象」になるということ。気を抜いていたメグの左手から飛び出した化け物が、マツリを襲ってしまう。(ただしメグが庇ったためマツリは無傷)それをきっかけにメグはマツリに軽々しく触れられなくなってしまう。
 自分を受け入れてくれたメグとの心の距離をぐっと縮めたマツリは、そのぎこちない距離感に戸惑った。
 そこにリョウという「恐怖」を感じない少女が現れ、メグと交流を持ち始める。リョウとメグの距離が近くなっていく様子に、マツリは言い知れぬ感情を抱くが、彼女はこれが何なのか分からない。結果としてメグを避けてしまうようになる。
 紆余曲折。椎名や、友人のいづみの助言を受けてやっとその感情に気づいたマツリは、メグにその思いを伝えようとするのだが、学校にやってきた一台のベンツ――『国光』という組織の要人とみられる男を見たメグに突然拒絶されてしまうのだった。


【あとがき】
『青春回』でした。明らかにお互いに惹かれあっているのに、メグはマツリを傷つけないために、マツリはメグを傷つけないために、変にすれ違ってしまうヤキモキした話になりました。
しかもマツリがやっとこさ自分の気持ちに気づき、「告白」をしようと思っていたところに、思わぬ展開で「拒絶」されてしまうというラスト。
『©ダブリ』はシリアスものなので、やっぱり『不穏』に戻ってきちゃいました。(オマタセ―!)

早くこの二人が平穏に、普通に恋愛できるようになればいいなぁ、なんて妄想しつつも「そうはいかないぜ」みたいな自分もいて……。創作って本当に楽しいですね!
技術的な面としては、二人ともかなり精神的に未熟な主人公で、人間関係がうまくいかないのですが、その描写が嘘っぽくなっていなかったらいいなぁ。と思っております。ご指摘あればぜひ。

私も作者としてはまだまだ未熟ですが、作品もろとも今後ともよろしくお願いいたします~

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する