• 二次創作
  • 現代ファンタジー

そのレビュー、投稿ボタンを押す前に。

今ある方の作品のレビューを書いている。
結構長くなって、思い入れもある。他の人にも読んでもらいたい。

しかし、である。

身勝手な思い込みではないのか。
作者様の意図したところとずれているのではないのか。
作者の方が、飛翔する荒鷲を描いていて、
たった一つのレビューが「すごい鶏」だったとすれば、これほど気の毒な話もない。

あるいはまた、

レビュー数が百幾つの中の一つならともかく、自分が最初の数人のレビュアーであれば、その見当違いのレビューがその作品の「看板」になってしまう可能性もある。

実はカクヨムでないがあるコンテストで統計を取ったことがある。
判明したのが

「投稿後、最初の三人までの評価」とコンテスト終了時の最終評価には強い相関があった。

運悪く最初の数人のレビュアーが作品と会わないか虫の居所が悪かったりするとずっと引きずられる。後から加えられた好意的なレビューも全体的な評価にはつながりにくい(もちろん作品の面白さで当初のレビューを蹴散らしている例外はある)


あるいはまた、


「デイズか、つまんねえんだよなこいつの作品。こいつが推薦するなら期待できねぇな」

……恐ろしい。
私のことはこの際どうでもいいが、この人のは違うんだと声を大にしていいたい。


どうすりゃいいのよ。
むむむ。である。

2件のコメント

  • 伊東さん、こんにちは。
    野々花子と申します。

    私は自作にいただいた伊東さんのレビューに勇気づけられましたし、同時に伊東さんの作品やレビューされている他作品に興味を持ちました。

    それに、どんな作品もレビューに負けることはないと思っています。だから、レビューは思いきり書いてぶつけて良いのでは、と思います。
    (あと、個人的に賛否や自他作問わず、熱くてぶっとんだレビューは大好物です)
    積極的にレビューできていない私が言うのも申し訳ないのですが……。

    差し出がましいコメント失礼いたしました。
    これからもよろしくお願いします。
  • 野々花子 様

    コメントありがとうございます。
    御作をいつも楽しく読んでいます。最近の怒濤の投稿も嬉しい限り。
    そんな方からの励ましとも言えるコメント、感謝します。

    ……けれど、レビューは難しい。
    私も力ある知名度の高いレビューアー様の一文で大きくPVが伸びた経験もあります。となれば、表には出ないものの的外れのレビューが初期についたおかげで、せっかくの良作が人の目に触れずにおわる……。
    そんな可能性もありますのでレビューには慎重になっています。
    私の好きな作品が私の生半可なレビューで傷ついてしまったら、と。
    実際のところ、そういった繊細な作品にかぎってほかの方のレビューがないんですよ。

    さて、ぶっ飛んだレビューがお好きとか。
    手練れの野々花子さまご公認とあれば……。

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