参加作品数

24

参加受付期間

  • 終了

企画内容


【はじめに】


「萌え」とは、痴呆的な快楽であります。

それを消費する行為は、例えばミステリやSFなどを嗜むのとは、精神的に全く異なるものでしょう。萌えの享受とは、他の種々様々の娯楽と比して、それだけグロテスクなものです。そこには、病的なほどの、道徳と知性の怠惰があります。萌えの消費に惑溺する者が「豚」と蔑称されるのは、その意味で正しいでしょう。豚とは、無思考に餌を貪り肥え太る動物ですから。

私自身、萌えの消費者であります。そして、そんな自分の醜さに辟易しながら、しかし人間であることができません。盲目的に快楽のみを追求してきました。恐らくこれからも変わらないでしょう。絶望的な現実のなかで、これ以外に安らぎを見つけないでしょう。

あらゆる中毒患者は、より強い快感を求めて彷徨うものです。アルコール中毒者はより濃密なアルコールを、性的中毒者はより激しい肉体の快感を求めます。同じように、萌えという快楽に憑りつかれた私も、その快楽の果てと新しい次元を、ひたすらに追い求めています。




【企画内容】


この企画では、「萌えのその先の快楽」を募集します。
萌えという快楽をどこまでも追求した作品を投稿してください。

私は、唯美的な方向にその光を見出して短編をいくつか書いていますが、なにも唯美的である必要はありません。あなたの追求する快楽を読ませてください。長編、短編は問いません。ジャンルも問いません。既存の枠組みのどこにも属せない、新奇な作品も大歓迎です。

この企画が、快楽主義者諸氏の交流の拠点になることを祈っています。





参加方法

参加する小説の設定画面で、自主企画欄にある「萌えを渇望して、萌えを超越する。」を選択してください。

運営より

  • 同じイベントに参加している人からの作品への評価はランキングに反映されません
  • イベントは、主催者または運営によって削除される可能性があります
  • イベントへの参加・解除は開催中のみ可能です

参加作品一覧

このイベントに参加する

このイベントの参加受付は終了しました。ありがとうございました。

主催者

大阪在住。25歳。男。世を捨てたくて散文を書いてます。美が好きです。殊に、抒情を撥ね返す不感のからだのような、白い静けさが。 ●note https://note.com/santeiもっと見る

近況ノート

参加者 12