「殺生石」を含む小説

　時は鬼や妖が都を跋扈する平安時代――。 　大内裏・陰陽寮に厳重に保管されていた、強大な妖力を封じ込めた殺生石。 　その欠片の一つが盗まれた。 　更に都では、神隠しも発生。 　半…

※あらすじに妖怪と句の解説をつけております。 もしも現代に妖怪が暮らしていたら そんな情景を詠んだ二十句 人に馴染み人とあるのか 人から離れてしまうのか どちらにせよ人のある限…

　皆さんお気づきのことと思いますが念のために。 　その通り、主人公の名前は「もとみ」ですがタイトルの読みは「きゅうびのきつね」です。 　那須の有名な観光地、殺生石をご存じと思いま…

主な登場人物は九折(つづらおり)中学の二年生。尾原多津美（おはらたつみ）、西尾友莉（にしおゆうり）、妹尾治郎（せのおじろう）、飯尾可夢偉（いいおかむい）、藤尾修吾（ふじおしゅうご…

主人公が選ぶのは、美妖女（九尾の狐・吉岡◯帆似・のじゃ系）と一緒にきつねうどんをすする平穏な毎日か？それとも、復讐か？ これは、主人公（裏陰陽師の一族出身・一族に恨みを抱いて出…

多くの人々の命を喰らった殺生石。それは三大悪妖怪の一人が封印された際に変移した『毒を吐く石』の事だ。今や、那須で力を消失したと言われている。しかし、それはあの日に弾け散った一欠片…

殺生石が割れ、現代に現れた九尾の狐。 過去から現代に至る、九尾の狐退治に命をかける者達の戦いを描く。 室町時代の僧である源翁心昭と九尾の狐の戦いを描く。

平安末期、京にて鳥羽上皇に仕える玉藻前（たまものまえ）の正体が陰陽師により暴かれる。その正体は、白面九尾の巨大な妖狐だった。九尾は、はるか東国に逃れ、下野国那須野（しもつけのくに…

時は現代の日本。荒魂と呼ばれる負の思念体によって生み出される怪異。その中でも強力な存在である鬼の集団『百鬼夜行』。 それに対抗する退魔師と陰陽師から成る組織『陰陽退魔塾』の戦いは…

人界と魔界の融合「融界現象」を経て異種族との交流、交配が一般化した世界。それは同時に、異なる力、怪しき力を人の世に解き放つことを意味した。かつて人魔諸共に災禍をもたらした妖狐白面…

突如怒声を発した文芸部の先輩。 彼女が見ていたのは、九尾の狐・玉藻の前に関するニュースだった。

2022年３月５日に栃木県那須町の国指定の名勝史跡で九尾の狐伝説の殺生石が真っ二つに割れているのが発見されたニュースを見て突発的に書きました。 短編です。※反響があれば改めて続き…

　かつて大陸と日本で恐れられた九尾の狐・玉藻御前。彼女は殺生石に変じてしまったが、彼女の遺伝子と野望を受け継いだ者は21世紀の関西に存在するのだ！ 　島崎源吾郎。一見すると平凡な…

己の生まれた意味を知りたければ、己の手で運命を斬り裂け。 才色兼備で自信家の高校生・藤原柚子は、ある日自分がこの世で最も恐れられた妖怪「白面金毛九尾の狐」の娘であるということを…

「ジパングはカタイの東1500マイルに浮かぶ広大な島国だ。莫大な黄金を産出し、王の宮殿は金でできている」 マルコ・ポーロ著　東方見聞録より 西暦1689年日本。徳川泰平の江戸時…

自主企画の『いろは歌』を拝見していたら無性に作りたくなりました ……が 頭の体操どころか、ストレッチで頭が筋肉痛です。

　十歳の時、殺生石に触れて死の間際までのダメージを受け、妲己の娘に助けられ尸解仙（しかいせん）となった。 　その後崑崙で十五年修行し霊気功術を身につけた俺は、妖狐がオーナーの東京…

あらすじ。 ムンクの銅版画〈吸血鬼〉のモデルは、吸血鬼そのものだった。「浜辺の少女」のモデル吸血鬼だった。だから、後ろ姿しか描けなかったのだ。そして、彼女は純日本産のmindva…