「待つ 短編」を含む小説

ひたすら待つ話。

王宮を守護する騎士団と魔術師団は、とある理由でここ数年いがみ合いを続けていた。 このままでは内戦になる、と危ぶんだ国王から「どうにかしろ」という命令が下り、騎士団長と魔術師団長の…

小説家の叔父、ナミくん。その幼馴染のシゲくん。 両親が離婚したこの春、わたしは彼らと過ごす。

「私は、幽霊になったの？」　幽霊が座った席は、婚約破棄された令嬢の席でした。 　隣の席で、大好きな令嬢の帰りを待つ男子。 　二人は、真実の愛を見つけられるのか！

第一王子は婚約の直前に戦場へ、私は心配しながら待つ日々です。気を紛らすため始めた東の国の新しいダンスが上達した時、あの人が戦場で結婚したとの報告がありました。そして、あの人は、燃…

待ち時間って色々なところで発生しますよね。待つだろうなって予め待つことが想定される時もあるし、急遽待つことになる時もある。 主人公は、待ち時間が嫌いではない。 待ち時間の間に彼は…

昔あるところに、出てったきりの夫の帰りを待つ女がいた。女は待つうちに狂ってしまい、「湖の神の託宣」を聞いて、凍てつく湖で水垢離をするようになった。するとその三年後男が帰ってきて、…

ブラックユーモア寄りな話が多いです。 何かを待つ隙間時間とかに読んでくれると嬉しみ。

ある夜、ひとりバーを訪れた青年を待つ運命とは……

そこは隔絶された国。 少年たちは学舎で学び、友情を育む。 少女に淡い想いを抱き、冬に眠りにつき、そして春を待つ。

5月19日 文学フリマ東京38（え-26）にて頒布する新刊『闇の同人短編集vol.1』の収録作品の一つである『PMC』の全文となります。 内容は、界隈で"蛇"と呼ばれるひとりの…

女は母親を待っているという。

　もとはとある「あなたに会いたい」がお題の短編コンテスト応募作☆ 　一見、恋愛モノに見えるけど、じつは……今回は短め！　お代は見てのお帰りだよ〜！ 〈あらすじ〉 　彼氏にフラれ…

新田町には伝説がある。 それは誰も止めることのできない有名な自殺スポット。 しかし、そこはある時から自殺できない場所へと変化を遂げた。 数知れない死を蓄えた人々が向かう末に見つ…

　柴犬のムクと共に母親の帰りを待つ９歳の少年、≪まもるくん≫。 　今日はお誕生日会が開かれるはずが……待っても待っても、帰ってくる人はいなかった。 　９歳の誕生日を迎えて、柴犬…

―― 機関車は、ゆっくりと動き出した ―― ＊ネタバレが含まれます＊ 高校生の結妃は最近、学校に行きたくないと思うようになっていた。 母は学校を休ませてくれず、通学のため…

本作品は「小説家になろう」でも宙色紅葉の名前で投稿しています。 疲労が溜まると無口ぎみに甘えだして家事を放棄し、世話を焼かれたがるプチダメ人間になる男性。 そんな男性を甘やかす恋…

朔の夜の迷い人。それは、誰の記憶にも刻まれない者、理から外れた者の名。 とある村に、ひとりの少年が突然現れた。月の化身のように美しいその少年は誰にも知られることのない、彷徨える旅…

純粋な疑問を投げかけてくる少女に答える私。会話がメインで織りなされる「人はそれをどうやって知るのか」をめぐる物語。その先に待つ結末とは――。

レープハフトの埋葬を済ませておきながら、まだその惑星を周回している宇宙船フロイライン。しかしそれにはわけがあったようで。 プラハトとセーレンの物語は、きっとこれから始まるのだ。 …