「山の神 人間」を含む小説

神守　紳人（かみもり　しんと）は、高校2年生で一人暮らし。今日も一人暮らしを満喫していると、突然謎の来訪者が…炊飯器から、やってきた？？ 「あいたたた…また失敗してもうたのじゃ…

高校生の熊谷哲也（くまがいてつや）は学校帰りにある公園で夏にも関わらずジャケットを着ている少女を見かけ、不思議に思い声をかける。 その少女はなんと人間ではなく、近くの山の神社で…

中華風ファンタジー。いくつもの小国が存在し互いに争う戦乱の時代。蒼の国の第一皇子・愁陽には、お転婆で変な姫と言われる幼馴染がいた。名は愛麗。幼い頃『空になりたい』と笑って夢を語る…

　生贄の風習が残る山奥の寒村。 　五年に一度の生贄に選ばれた村娘のルリは山道を進み山の神の前に跪く。 　ところが山の神はうんざりしたように言う。 「また生贄を寄こしてきたのか。…

生贄として山の神に捧げられた少女、澄子。 山の神が住まうといわれている社で出会ったのは、人嫌いの鬼だった。 「人など身勝手で愚かなものだ」 そう言って鬼は澄子を拒絶する。 しかし…

八十八年前に社が作られて、山の神として祀られた。 ここのところ誰もこないけど。 で、88歳のお祝いは？　誰もしてくれないのか？ とぼけた神様ととぼけた娘が出会うお話。 ハッピー…

曇り空が広がるある日、月見星夜(つきみせいや)は約5年ぶりに幼なじみの少女と山の公園で再会する。星夜は彼女の変わりように困惑するが、それは少女の方も同じだった。どうやら引っ越して…

天狗の弟子で異能の剣士＜人狗＞の政綱は、放浪の中途、鳴海山で謎めいた美女に出会う。語り合う中で政綱は、六台山で起きた人間同士の争いが、神と人との争いへと発展したと知る。人間達は山…

『朱山祭』で巫女に選ばれ、山の神と対面することになった十歳の少女ネリ。けれども神や失敗を恐れて、祭りの前日の夜、村から逃げ出してしまった。 その先で出会ったのは、狐の耳と尾を持っ…

山の神に仕える男は、神の恩恵が隅々までいきわたるようにと毎日歩き回る。男は精霊であって人間ではない。彼の訪れを喜ぶ動植物たち。男が古くなった小さな村へ訪れると、一人の女の子に話し…

北関東の山間で、米をつくり暮らしをたててきた集落。 そこに住み、皐月を幼い頃から可愛がってくれた祖母が亡くなった。 親族として葬儀の手伝いをする皐月は、豪農として大きな屋敷を構…