「中華ファンタジー ボーイズラブ」を含む小説

若手小説家・宵珉（シャオミン）はひょんなことこから、自分が連載している仙狭ファンタジーBL小説『桔梗仙郷伝（ききょうせんきょうでん）』の世界に転生してしまう。 理想の世界に転生…

魔界と人間界の戦が続く中、仙師の万松柏はとある禁忌を犯したせいで破門されてしまう。 仕方なく伏魔師に転向し、その日暮らしをしていた万松柏だったが、ある日彼の街が魔界の襲撃を受け…

あらすじ 凌雲国の第六代詔帝・愛鸞帝が統治する凌雲王朝の時代。賢帝による太平の世は、政情が乱れるとあらわれる魔の者――妖魔により、にわかに脅かされつつあった。 人ではなく、あるい…

　人を傷つけることを許さないとされる呪いを受け、呪刀を管理しながら他の仙門に嫌がらせをさせられながら生きてきた。白噬明。 　ある妖怪退治の帰り道のことだった。朱家の弟子達に難癖を…

とある石を探していた爛　梓豪《バク　ズーハオ》は、ドジを踏んで人攫いに合ってしまう。競売にかけられそうになるが、自らの力で難を逃れた。その際に、氷漬けになった子連れの美しい青年に…

とある東の小国に、ふたりの男児が産まれた。子はその国の皇子となる子どもだった。その時代、双子が産まれることは縁起の悪いこととされていた。そのうえ、先に生まれた兄の額には一本の角が…

皇帝の住まう城下町で花売りをしているルォシー。 ひょんなことから出会った男は、人間離れした美しさを持つ美丈夫ハオランだった。 なぜか憲兵に追いかけられていたハオランは、いったい…

＜あらすじ＞ 前作、『闇の月を巡る碧眼の旅人と赤眼の術使い』より一年後、 干支国（かんしこく）の西の都で勉学に励むテレントの許に、『家宝である生命の生る樹が火難に遭った。至急帰…

幼いころに出会った二人。 無垢なまま心を通わせ唯一無二の親友になったが、二人の生家は国を二分する政敵どうしだった。 悪意と陰謀により終わりを迎えたかに思われた彼らの運命は、決し…

＊あらすじ＊ 架空の国・干支国（かんしこく）に伝わる、手にした者の望みを全て叶えると言われている伝説の秘宝・”闇の月”を探す旅をする碧眼の青年・グドと、ひょんなことからその旅に加…

2年近く前に日本語訳が出た某中華BL小説の緻密さと攻めの健気さや執着に圧倒されて「私もこんなBLが書きたい！」と影響を受けて断片を書いてみました……。 いいよね、mxtx先生の…

その国の後宮には、一匹の恐ろしい怪物が捕られておりました。 ＊板野かも様主催の新匿名短編コンテスト四季の宴に参加させていただいていた作品を改稿しました。

呆然と僕を見つめる『天斗（そらと）』。 胸を貫いた、冷たいものの感触。 それが最期におぼえていたもの。 そして、突然思い出した記憶だった。 古代中国に似た異世界。 真冬の池に突…

―あらすじ― 青蓮は逃げた花嫁の身代わりに、危険な獣人の治める国・白夜皇国へ嫁ぐ事になる。 ド田舎育ちの末っ子オメガである青蓮には見るもの聞くもの初めてだらけで、しかも、結婚相…

「己の頭がもう少し良かったなら」 「この身は地表で暮らすには痩せ過ぎた」